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ポーラ美術館で色彩の魅力に迫る展覧会が開幕! 箱根の美しい自然とともに五感を揺さぶる

神奈川県箱根町のポーラ美術館にて、近代から現代にかけての色彩表現の変遷を紹介する展覧会「カラーズ ― 色の秘密にせまる 印象派から現代アートへ」が開幕。2025年5月18日(日)まで開催される。

草間彌生《無限の鏡の間 ―求道の輝く宇宙の永遠の無限の光》 2020年 作家蔵

「カラーズ ― 色の秘密にせまる 印象派から現代アートへ」展では、モネやルノワールに代表される印象派、マティスなどフォーヴィスムの名作に加え、現代アートまで幅広く展示。さらに、近年、ポーラ美術館に収蔵された10点の初公開作品にも注目だ。19世紀にはじまる色彩論や絵具の革新に触れ、科学や技術が芸術に与えた影響をひもとく構成となっている。

光と色の繊細な関係を捉えた杉本博司の『Opticks』シリーズは見どころのひとつ。現代の作家たちの挑戦的な色彩表現も数多く展示され、来場者は多様な視点から色彩の魅力を楽しむことができる。

広報担当は同展について、「色彩を通じて観る者の感性を刺激する展覧会です。約150年にわたる色彩表現の変化や多様性をぜひご体感ください」とコメント。芸術と色彩の深い関係を探る同展は、五感を揺さぶる体験となるはず。冬から春にかけて、箱根の美しい自然とともに、豊かな色彩の世界を堪能してみては。

小泉智貴《Multicolored Ruffle Cape》2020年 作家蔵

杉本博司《Opticks 048》2018年 ポーラ美術館

カラーズ ― 色の秘密にせまる 印象派から現代アートへ
開催期間/~ 2025年5月18日(日)、会期中無休
開催場所/ポーラ美術館 展示室1、2、3、アトリウム ギャラリー 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285
営業時間/9:00~17:00(入館は16:30まで)
料金/大人2,200円、大学・高校生1,700円、中学生以下 無料
Tel./0460-84-2111

Text: Aya Hasegawa

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