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英王室メンバー、恒例のクリスマス礼拝へ。がんの化学療法を終えたキャサリン妃も参列

イギリスの王室メンバーたちが今年も恒例のクリスマス礼拝に参列し、がんの化学療法を終えたキャサリン妃も笑顔を見せた。
Photo: Samir Hussein/WireImage

チャールズ国王カミラ王妃ウィリアム皇太子キャサリン妃らイギリスの王室のメンバーたちが、今年もノーフォーク州にあるサンドリンガムハウスで恒例のクリスマス礼拝に参列した。12月25日(現地時間)朝、聖メアリー・マグダレン教会に続く沿道で市民から花束や祝福を受け取り、激動の1年を締めくくった。英王室ではエリザベス女王が1988年に始めて以来、サンドリンガムハウスにてロイヤルファミリーが集って休暇を過ごし、25日朝には礼拝に参加するために近くの教会まで歩いて移動するのが習わし。

キャサリン妃は、アレキサンダー マックイーン(ALEXANDER MCQUEEN)によるフォレストグリーンのコートを纏い、ジーナ・フォスター(GINA FOSTER)のハットとタータンチェックのマフラーをコーディネート。この日は、カミラ王妃もダークグリーンのコートを着用しており、珍しく女性王族ふたりの色調をマッチさせていた。

Photo: Samir Hussein/WireImage

ウィリアム皇太子夫妻の子ども達、11歳のジョージ王子と9歳のシャーロット王女、6歳のルイ王子をはじめ、第2子を妊娠中のベアトリス王女と夫のエドアルド・マペッリ・モッツィと彼の息子、ピーター・フィリップスやザラ・ティンダルの子どもたちの姿もあった。国王の弟で、中国のスパイとされる人物との関係が取り沙汰されているアンドルー王子は参加を見合わせたようだ。

チャールズ国王とキャサリン妃のがんが発覚し、アン王女も馬の事故で入院し療養するなど、健康問題で揺れた英王室。9月に化学療法を終えたことを公表したキャサリン妃は、11月に行われた戦没者追悼式に出席し、今月はイギリスを公式訪問したカタール首長夫妻の歓迎行事に出席。また毎年恒例のクリスマス・キャロル・コンサートではホストを務めた。

チャールズ国王は、毎年恒例のクリスマス演説を公邸ではなく、コミュニティセンターとして活用されている旧ミドルセックス病院の礼拝堂で収録。「病のために先が読めない状況と不安を悩まされた私と家族を支え、必要な強さとケア、快適さを与えてくれた献身的な医師と看護師に心からの感謝を申し上げます」と述べ、「思いやりと励ましの温かい言葉をかけてくれたすべての方にも深く感謝しています」と語った。

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Photo: Mark Cuthbert/Getty Images

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