「自分の好きなものを買うことは、サステナブルなことでもあります。時代を超越した高品質のピースに投資すれば、次の世代に引き継ぐことができるので」
4. ローラ・インガム/『VOGUE』グローバル・ファッション・ネットワーク デピュティ・ディレクター
「レッドカーペット(のような特別なシーン)で活躍するのがメンズのブローチです。2024年のアカデミー賞に出席したコールマン・ドミンゴのように、スーツの襟や蝶ネクタイにつければルックが一気に華やぎます」
5. マリア・ソーレ・フェラガモ/ソーレ・ステュディオ創設者
「つけ心地がいいかどうか、自分に問いかけてみること。私のピースはレザーと真鍮の残材から作られているので、とても軽く、一日中つけていられます」
6. アンナ・ルジニコフ/サザビーズ・ニューヨーク ファインジュエリー部門責任者
「さまざまな時代のピースを組み合わせる。ヴィクトリアン調のブレスレットなら、コンテンポラリーなリングと合わせても素敵です」
7. ルチア・シルヴェストリ/ブルガリ ジュエリー・クリエイティブ・ディレクター
「形、長さ、色、素材など、さまざまな要素をミックスする。自分の個性に合わせていろいろスタイリングしてみると、自分の安全圏がどこまでなのか自ずとわかってきます」
8. ジャクリーヌ・ラバン/ジュエリーデザイナー
「自分の心を高め、強くしてくれるジュエリーを身につける」
9. ハナ・コーツ/UK版『VOGUE』ビューティー&ウェルネス・エディター
「ネイルのデザインは、身につけるジュエリーのことを考えて決める。例えば、カプチーノのようにリッチなクリーム系のブラウンカラーはどんな肌のトーンにも合い、ローズゴールドからプラチナまで、あらゆる地金を引き立ててくれます」
10. ソフィー・ビル・ブラーエ/ジュエリーデザイナー
「何を身につけるのかではなく、どこに身につけるのかが大事です。私は足首や首の後ろなど、本来とは違う、さりげないところにジュエリーを身につけるのが好きです」
11. ナオミ・スマート/UK版『VOGUE』コマース・ディレクター
「迷ったら、アール・デコのものを選ぶ。私はスザンヌ・ベルペロン(SUZANNE BELPERRON)やルネ・ボワヴァン(RENÉ BOIVIN)にインスパイアされた建築物のように複雑なデザインのリングを、ザ・ロウ(THE ROW)のテーラードアイテムからデニムとラグビーシャツといったカジュアルなコーデまで、あらゆるものに合わせるのが好きです」
12. ローラ・ホーキンス/UK版『VOGUE』ファッション・フィーチャーズ・エディター
2024-25年秋冬コレクションで頻出した服とジュエリーが一体化したピースは、言わばモードなオールインワンアイテム。「ミュウミュウ(MIU MIU)のブローチ付きドレスやルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)のチェーンリンクTシャツなどを参考にするといいです」
13. ガイア・レポシ/レポシ クリエイティブ・ディレクター
「控えめに、そしてさりげなくアピールする。ポツンとエレガントに輝くダイヤモンドなどは主張しすぎず、それとなく視線を惹きつけます」
14. ジェシカ・マコーマック/ジュエリーデザイナー
「ダイヤモンドのジュエリーは日常使いするべきです。テーラードのブレザーやデニムにTシャツといった普段のコーデにプラスすれば、しまいっぱなしになることはありません」
15. アリス・キャリー/UK版『VOGUE』コマース・ライター
「とりあえず重ねづけする。イヤーカフであれ、フープピアスであれ、リングであれ、とにかく重ねづけを楽しむべき」
16. ハンナ・マーティン/ジュエリーデザイナー
「時代遅れのルールは無視する。ゴールドやシルバーなど素材やカラーはミックスして、ジェンダーフルイドなスタイリングを取り入れる。決められた通りにしか身につけてはいけないジュエリーなどないのです」
17. カルメン・ブスケッツ/起業家兼ジュエリーコレクター
「シンメトリーで遊んで、シックな“ズレ”を楽しむ。個人的には大胆なデザインのネックレス、両腕に左右対称のブレスレット、アシンメトリーなイヤリングを一緒につけるのが好きです」
18. フランチェスカ・アムフィテアトロフ/ルイ・ヴィトン ウォッチ & ファインジュエリー部門アーティスティック・ディレクター
「ダイヤモンドに関しては、多ければ多いほどいいです!異なるカットのものを同時に身につければ、全体の輝きと光が増します」
19. クリスチャン&ヤスミン・エメルル/エメルル ディレクター兼オーナー
「レアなものはいつだっておしゃれで廃れません。地金や工芸品、希少な古石を使った革新的なピースほど素晴らしいものはありませんし、私たちもいつも、時代の枠にとらわれないようなジュエリーをデザインしています」
20. キャロライン・ショイフレ/ショパール 共同社長兼アーティスティック・ディレクター
「ファンタジー感があるモチーフは、新鮮でモダンに映ります。オークの木を模したネックレスやキノコやカエルのモチーフをあしらったリングなどは、逆に大胆かつユニークです」
21. ハリー・ランバート/スタイリスト
「主役級のイヤリングを取り入れれば、周りの目を引くインパクト大のコーデに仕上がります。サンローラン(SAINT LAURENT)の2024-25年秋冬コレクションのランウェイなどがいい例ですね。大ぶりなイヤリングの魅せ方の参考になりますし、やはり大きければ大きいほどいいです」
Text: Laura Hawkins Adaptation: Anzu Kawano
From VOGUE.CO.UK