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ジェーン・バーキンからキャサリン皇太子妃まで。思わず真似したくなる、セレブたちのフレグランス

オードリー・ヘプバーンジェーン・バーキンキャサリン皇太子妃など、15人のスタイルアイコンたちの愛用香水を調査。憧れのあの人のシグネチャーフレグランスをチェックして。

思わず真似したくなる、あのセレブのシグネチャーフレグランス

Photo: Getty Images

「女性の香水は、その筆跡よりも多く、本人についてを語るものだ」──こんな言葉を遺したのは、デザイナーのクリスチャン・ディオール。アイコニックな名香であれ、ニッチな香りであれ、あるいは自らプロデュースしたものであれ、セレブたちには長年にわたって忠実に愛用してきた、自分だけのお守りのようなフレグランスがある。ヘイリー・ビーバージェーン・バーキン、さらにはキャサリン皇太子妃まで、偉大なスタイルアイコンたちのシグネチャーを紹介しよう。

1.オードリー・ヘプバーン/ジバンシィ「ランテルディ」

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Photo: Courtesy of Givenchy

1957年、ユベール・ド・ジバンシィがミューズだったオードリー・ヘプバーンに捧げたのがジバンシィ(GIVENCHY)の「ランテルディ」。フランス語で「禁止」や「禁断」といった意味を持つネーミングは、デザイナーがこのフレグランスを売り出したいとヘプバーンに告げたとき、自分だけのものにしたいと思っていた彼女が「それを禁じた」ことに由来する。

2.マリリン・モンロー/シャネル「N°5」

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Photo: Courtesy of Chanel

1960年代、「寝るときは何を纏うのか」と質問されたマリリン・モンローが、「シャネルCHANELの『N°5』」と答えたのは有名なエピソード。ココ・シャネルが初代専属調香師のエルネスト・ボーに依頼し、80種類の香料とアルデヒドを組み合わせて完成させた「女性の香りのする、女性のための香り」だ。そのフォーミュラは今日も変わっておらず、香水の都として知られるグラースにある自社畑を守り続けている。

3.ダイアナ妃/ディオール「ディオリシモ」

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Photo: Courtesy of Dior

フレグランスの好みはかなりエクレクティックで、華やかなフローラル系を好んだダイアナ元妃ディオール(DIOR)の「ディオリシモ」、エルメス(HERMÈS)の「ヴァンキャトル フォブール」、カルティエCARTIERの「ソープリティ」、イギリスの有名調香師ペンハリゴンズ(PENHALIGON'S)のブルーベルを交互に愛用していたという。

4.キャサリン皇太子妃/イルミナム「ホワイトガーデニアペタルズ」

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Photo: Courtesy of Illuminum

キャサリン皇太子妃ウィリアム皇太子との結婚式に纏ったのは、イギリス発のイルミナム(ILLUMINUM)による「ホワイトガーデニアペタルズ」。オレンジの花と柑橘系の香りが爽やかなジョー・マローン(JO MALONE)による「オレンジブロッサム」のコロンも時々身につけているそう。

5.メーガン妃/ジョー マローン ロンドン「ウッドセージ&シーソルト」

Photo: Max Mumby/Indigo/Getty Images
Photo: Courtesy Jo Malone

メーガン妃はいくつかのフレグランスを使っているが、中でもキャサリン皇太子妃と同じくジョー マローンが定番のよう。「ワイルド ブルーベル」のフローラルな香りや、「ウッド セージ & シー ソルト」を好んで選んでいる。

6.クラウディア・シファー/バーバリー「ガーデンローズ」

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Photo: Courtesy of Burberry

クラウディア・シファーが一日に何度も纏っているというのが、バーバリーBURBERRYの「ガーデンローズ」。リカルド・ティッシが彼女のイニシャルをボトルに入れてくれたそうで、バラの花びらのように優しく柔らかな香りが気に入っているのだとか。

7.リリー=ローズ・デップ/シャネル「N°5」

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Photo: Courtesy of Chanel

リリー=ローズ・デップがどこへ行くにも身につけているのは、シャネルの(CHANEL)の「N°5」。「旅行に行くときも、常に小さなボトルを持っていきます」と、シグネチャーであることを明かしている。

8.ヘイリー・ビーバー/エクス・ニヒロ「フルール・ナルコティック」

Photo: James Devaney/GC Images
Photo: Courtesy of Ex Nihilo

ヘイリー・ビーバーの一本は、パリ発エクス ニヒロ(EX NIHILO)の「フルールナルコティック」。ピオニーの程よい甘さをウッディな香りで包み込んだこのエレガントなフレグランスは、パリの右岸、リヴドロワの洗練されたエレガンスを表現している。

9.ケンダル・ジェンナー/KKW「アンバー」

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Photo: Courtesy of KKW

ケンダル・ジェンナーは、姉のキム・カーダシアンがプロデュースしたKKWビューティーによる一本をヘビロテしていたそう。今は販売されていないが、二人のコラボレーションによって誕生したアンバーの香りについて「毎日使うのにぴったりで大好き。万が一に備えて、いつも1本は持っていたいんです」と話していた。

10.ケイト・モス/コスモス「セイクリッド・ミスト」

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Photo: Courtesy of Cosmos

クラランスCLARINSの「オー ディナミザント」の爽快な香りや、セルジュ ルタンス(SERGE LUTENS)の「フルールドランジェ」の濃密なフレグランスを長年使ってきたケイト・モス。今は自身が手がけるビューティーレーベル、コスモス(COSMOS)によるスピリチュアルな「セイクリッド・ミスト」でオーラを高めている。

11.ジェーン・バーキン/ミラーハリス「レア・ド・リアン」

Photo: Derek Hudson/Getty Images
Photo: Courtesy of Miller Harris

「私は香水が混ざるのが大嫌い。エレベーターとかで、5人の女性が乗り降りした後なんかは、頭がクラクラする」と話していたジェーン・バーキン。そんな彼女にミラー ハリスMILLER HARRISがオマージュを捧げた「レールド リアン」は、「埃が舞う誰もいない図書館で佇んだ時、感じる静かな無の香り」を詰め込んだもの。強すぎるフレグランスが苦手な人にもぴったり。

12.モナコ公妃シャルレーヌ/クリグラー「エクストラオーディネール カメリア 209」

Photo: Gareth Cattermole/Getty Images
Photo: Courtesy of Krigler

シャルレーヌ妃のお気に入りは、世界で最も格式高いラグジュアリーブランドのひとつとしての地位を確立し、卓越したフレグランスを提供してきたクリグレール(KRIGLER)。アルベール王子との結婚式で身に纏った「エクストラオーディネール カメリア209」は、荘厳なカメリアの香りをモダンで洗練されたコンポジションにまとめ、レモンの爽快なノートと中国茶とシダーのシックなニュアンスと調和させている。

13.イネス・ド・ラ・フレサンジュ/ゲラン「ミツコ」

Photo: Bertrand Rindoff Petroff/Getty Images
Photo: Courtesy of Guerlain

シャネル専属の伝説的モデルとしてだけでなく、ファッションデザイナーとしても知られるイネス・ド・ラ・フレサンジュがずっと身につけているのは、ゲランGUERLAINの「ミツコ」。2015年にその理由を『VOGUE』にこう明かしている。「娘たちは小さい頃、この香水を“ムスティコ”と呼んでいて、私が他のをつけようとするととても嫌がりました。だから一度も変えたことがないんです」

14.イザベル・ユペール/ロベール・ピゲ「フラカ」

Photo: Pascal Le Segretain/Getty Images
Photo: Courtesy of Robert Piguet

スイス生まれのオートクチュールデザイナーのロベール ピゲ(ROBERT PIGUET)による「フラカ」は、イザベル・ユペールなど著名人のファンも多い。この上なく華やかで濃厚なフローラルかつフルーティーな香りを、ウッディなラストノートで引き締めた名香。

15.ダヴ・キャメロン/ディオール「ミス ディオール」

Photo: Stephane Cardinale - Corbis/Getty Images
Photo: Courtesy of Dior

ダヴ・キャメロンが「常にバッグの中に入れている」のは、ディオール(DIOR)の「ミス ディオール」。ベルベットのようになめらかなローズを中心に、アイリス、ピオニー、スズランなどが腕いっぱいの「ミレフィオリ(幾千もの花々)」のように広がる、センシュアルな香り。

Text: Mélanie Nauche Adaptation: Motoko Fujita
From VOGUE.FR