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スカーフの最旬ヘアアレンジ指南をコペンハーゲンのスナップから【ファッション賢者たちのヘアアレンジ術】

8月初旬にコペンハーゲンで開催された2025年春夏ファッションウィーク。洗練されたカジュアルスタイルが浸透しているこの街では、空前のスカーフブームが押し寄せていた。周りと差がつく取り入れ方をスナップを教科書に実践してみよう。

ヘイリーが火付け役、キャップ×スカーフ

Photo: Edward Berthelot/Getty Images

コーチェラに参加したヘイリー・ビーバーのベースボールキャップにスカーフをレイヤードさせた姿がトレンドに台頭中。スカーフは大きめのサイズを選び、多色使いを避けてトーンをまとめるのが、今っぽさを生むポイント。フェミニンかつスポーティーなスタイルには、ライラックをニュートラルカラーのアクセントに。UV対策とスタイルアップが同時に叶うお得度の高いアレンジは、まだまだこれから支持されそう。

スカーフをずらして作るソフトな横顔

Photo: Edward Berthelot/Getty Images

三角形にしたスカーフを頭に巻き、サイドにずらして新しいバランスを演出。スカーフはピンで落ちないように固定を。ロングヘアをオールバックにざくっとまとめ、リボンを巻きつけるようなラフな感覚で取り入れている。メイクは素肌風に仕上げた分、ビッグなイヤリングでメリハリをつけて。

統一感を高めて、ワンランク上の装いに

Photo: Raimonda Kulikauskiene/Getty Images

暑さを吹き飛ばすようなヴィヴィッドカラーに身を包んだファッション上級者を発見!服と同系色のスカーフを選び、全身の色を統一したワンランクアップの装いに。色を主役にすべく、髪はミニマルなシニヨン。前髪をセンターパーツで端正に整えることで、エレガントな雰囲気にまとまる。

モダンに演出するパイレーツ巻き

Photo: Jeremy Moeller/Getty Images

パンツと同柄のスカーフのセレクトにセンスが光る。深めに被ったパイレーツ巻きは、モダンなスタイルを叶えるのにぴったり。後頭部の三角形の先端は、結び目に巻きつけてフォルムをすっきりさせて。顔まわりを引き締める、シンプルでエッジィの効いたサングラスとイヤリングもお忘れなく。

レトロな“真知子巻き”が気分

Photo: Christian Vierig/Getty Images

日本では“真知子巻き”として知られるスカーフの巻き方が、今年ファッショニスタの間でブームになっている。ショートヘアやボブなら小粋でコケティッシュなスタイルが即座に完成する。少し大きめのスカーフを選ぶと、ぐっとレディライクな印象に。内側にカーブした前髪をなびかせ、軽やかさとニュアンスをプラスして。

Editors: Maki Saijo, Kyoko Muramatsu