ハイポニーを大人仕様にアップデート
クラシックでありながら、永遠のモチーフの一つとして君臨するリボン。全身のハズしとして使うよりも、リボンの持つ上品さや可憐さを存分に楽しむのがいい。とはいえ、ガーリィなアイテムでもあるだけに、どう選ぶべきかを山王丸さんがジャッジ。「今シーズンは各メゾンやブランドから多く登場していますが、大人こそ上質な素材感や厚みにこだわりを。それだけで大きく印象が変わり、今っぽく大人っぽくつけられます。ヘアアクセ全般に言えることですが、頑張っている感なくプラスするのがカギ。ビッグリボンをつけるのであれば、ファッションは黒のタートルニットのようにシンプルにすると失敗しにくいです」。
ではヘアはどうすべきか、KENICHIさんによる回答はこうだ。「リボンらしさを楽しむなら、ポニーテールがマッチ。低め位置だと首からリボンが出てしまうので、高めが良いと思います。ヘアクリーム等をつけてきっちりスリークにまとめて、モードなバランスに仕上げて」
話を聞いたのは……
KENICHI
ヘア・アーティストとして、広告や雑誌の現場で活躍。また、ヘアサロン「SENSEOF HUMOUR」の代表。2005年に渡英し、13年の帰国まで現地にて多くのセレブリティやアーティスト等のヘアを担当。現在はヘアプロダクトの開発も手掛ける。
KUMIKO SANNOMARU
山王丸久美子。スタイリスト。一ツ山佳子氏に師事後、2014年に独立。ストリートや音楽、アート等さまざまなカルチャーに精通し、ミクスチャーされたスタイリングにファン多数。雑誌や広告のほか、多くの著名人からもオファーを集める。
問い合わせ先/ザ・ウォール ショールーム 050-3802-5577
THREE 0120-898-003
Text: Kazuko Moriyama Editor: Risa Yamaguchi
※『VOGUE JAPAN』2024年11月号「アクセサリーで遊ぶ、秋冬のニューヘアルック」転載記事。
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