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マドンナ、ニューヨーク・プライドのイベントにサプライズ登場

マドンナの人生において、ニューヨーク・プライドは誕生日の次に重要だという。
Photo: Santiago Felipe/Getty Images

マドンナが6月29日(以下、現地時間)、ニューヨーク・ブルックリンで開催されたレディランド・フェスティバルにサプライズ登場した。ヴォーギングのダンスバトルで審査員を務めたマドンナは、観客に向けて「カミングアウトしてくれてありがとう。私にとってニューヨーク・プライドは、誕生日を除いて1年でもっとも重要な日。私たちのためにダンスやパフォーマンスをしに来てくれた、すべてのハウスに感謝します」とコメント。

そして、一緒に審査を行ったパフォーマンスアーティストのアルカやボブ・ザ・ドラァグクイーン、トキシャ、セヴダリザらを称賛し、「ニューヨークのみんな、ありがとう。あなたたちがいなければ、私は何者でもなかった」と感謝を伝えたという。

Photo: Santiago Felipe/Getty Images

6月はLGBTQの権利を称えるプライド月間として知られ、全米各地でイベントが開催。1969年の同性愛者の権利運動ムーブメントのきっかけとなった「ストーンウォールの反乱」から55周年を迎え、今年は節目でもある。6月30日にはニューヨーク・プライドのパレードが行われ、LGBTQのコミュニティと文化、その誇り(プライド)を盛大に讃えた。

Us ウィークリー」によると、マドンナのサプライズ登場については、数日前から噂になっていたそうだ。主催のレディファグはイベント開催に先駆け、6月27日にインスタグラムで噂という意味のrumorのMを大文字にして強調し、「噂については答えませんが、ダンスバトルの審査員に、とてもスペシャルなゲストをお迎えすることを非常に興奮しています」と綴り、マドンナの登場を匂わせていた。一方のマドンナも、LGBTQの象徴であるレインボーの旗をインスタグラムに投稿し、「NYCプライドウィークエンドがやってくる……準備はできた!?」とコメントしていたそうだ。

Text: Tae Terai