ジョナサンが初めて手がけた不朽の名作「パズル」
ロエベ(LOEWE)を11年間にわたって牽引してきたジョナサン・アンダーソンの退任に伴い、2025年4月7日より新たにクリエイティブ ディレクターとして元プロエンザ スクーラー(PROENZA SCHOULER)のジャック・マッコローとラザロ・ヘルナンデスが就任することが発表されました。今、デザイナーの交代劇によって大きな転換期を迎えているファッション業界ですが、やはりジョナサンがロエベに残した功績はとても大きいと実感しています。すでに彼が退任したとはいえ、東京では3月29日(土)よりロエベの大型展覧会「ロエベ クラフテッド・ワールド」の巡回展の開催が控えています。そこで(勝手に!)、ジョナサンが手がけたロエベの私的偏愛バッグをお届け。
やはり不動のNo. 1は、ジョナサンが初めて手がけた不朽の名作「パズル」でしょう。2015年春夏メンズコレクションでデビューしましたが、誕生から10年が経っても色褪せるどころか更なる進化を遂げ、折り紙のように折り畳める「パズルトート」もすでにアイコン化しています。私は、レースアップのディテールを施したネイビーのミディアムを長年愛用していますが、全く飽きることがなく、収納力も備えているのでここぞというシーンで大活躍。今後も変わらず持ち歩きたい名作です。
とびきりモード顔の「スクイーズ」はアイキャッチーなグリーンが決め手
ダークトーンに陥りがちなコーデの救世主になってくれるのが、「スクイーズ」。こちらは、2023年秋冬コレクションでデビューしました。ドレープ状になった本体に、手に持っても肩にかけてもフィットするプクッとしたハンドルが目印。さらに、長さが調節できるドーナツチェーンも万能で、持つだけでどんなコーデも一瞬でモード顔に魅せてくれるのです。さらに、滑らかで柔らかい上質なラムスキンを使用している点もポイント高し。
ジョナサンによって再解釈された「アマソナ 28」
「アマソナ」は、1975年にデビューを飾り、長年にわたって一世風靡。そして2021年秋冬コレクションで、ジョナサンの手によって、新時代に生きる女性に向けて大復活を遂げています。愛用している「アマソナ 28」はレクタングル形で、実にシンプル&クラシカルなデザインではあるけれど、気品と愛らしさを兼ね備えたデザインに惚れ惚れ!コンサバ感が漂うアイテムなので、ポップな印象のイエローをチョイス。アイコニックな南京錠も存在感を大いにアピールしてくれています。
変化球が狙える「ブレスレット ポーチ」
「アマソナ」同様に、2021年秋冬コレクションで披露された「ブレスレット ポーチ」もユニークで楽しさが凝縮した逸品。その名の通り、金具を固定して手首に巻くとブレスレットに大変身! もちろんそのままバッグとして持つこともでき、プリーツ状に繊細なひだを描いたナパラムスキンが美しい。チューブ状のため収納力はあるのですが、たくさんの物を入れてしまってプリーツを台無しにしたくないため、注意しながら愛用しています。
ジョナサン・アンダーソンの10年間を収めた大判モノグラフが登場
ジョナサンが手がけた名品は、バッグだけにとどまらず、ジブリやスナ・フジタとのコラボレーションや、クラフトプライズなどなど、挙げ出したらキリがないほど出てきます。
彼の11年にわたる壮大なアーカイブを振り返ることができる大判モノグラフ『Crafted World: Jonathan Anderson’s LOEWE』が発売されるので、実に楽しみ!コレクションやカルチャープロジェクトの数々をビジュアルとともに回顧する本書は、全636ページと見応えたっぷり。3月29日(土)からスタートするロエベの大型展覧会「ロエベ クラフテッド・ワールド」とともに、たっぷりのジョナサン・ワールドを堪能したいと思っています。
『Crafted World: Jonathan Anderson’s LOEWE』
発売日/3月27日(木)
※3月21日(金)よりアカウント登録済みの人を対象にloewe.comでご予約受付中
発売店舗/loewe.com、およびロエベの全店舗(ロエベ 羽田 POPUPストア、ロエベ 関西国際空港POPUPストア、ロエベ 沖縄 DFSを除く)、所定の書店や販売店
問い合わせ先/ロエベ ジャパン カスタマーサービス 03-6215-6116
www.loewe.com
Photos : Courtesy of LOEWE