1.コム デ ギャルソン・オム プリュス×キッズ ラブ ゲイト
「To hell with war(戦争なんてもううんざり)」をテーマに掲げたコム デ ギャルソン・オム プリュス(COMME des GARÇONS HOMME PLUS)のコレクションには、つま先が上向きに折れ曲がった独創的なシューズが登場し話題を呼んだ。これは、メイドインジャパンのシューズブランド、キッズ ラブ ゲイト(KIDS LOVE GAITE)とのコラボによるもので、両者はこれまでに、トゥが2つに枝分かれしたレザーシューズやアッパーとアウトソールの間に大きなインソール風のプレートが配置されたシューズ、レザー製のフリル付きシューズなどのユニークなモデルを発表してきた。
2.サカイ×アグ
ウィメンズの2025年秋コレクションも併せて発表したサカイ(SACAI)のランウェイでは、アグ(UGG)のコラボ第2弾が解禁された。ラインナップは、太ももまで高さのあるサイハイブーツ、ローファー、ハイカーブーツの全3型。アグはTikTok上でも大きな注目を集めており、ファッション分野におけるマーケットプレイス兼データプラットフォーム『Lyst』による2024年第4四半期の“最もホットなブランド”の10位にランクインするほどの人気ぶり。
3.キコ・コスタディノフ×アシックス
2018年から現在まで続くキコ・コスタディノフ(KIKO KOSTADINOV)とアシックス(ASICS)のコラボが今シーズンも登場。これまでに数多くのモデルがリリースされてきたが、即完売したシューズも多く、一昨年ごろからのストリートでのアシックス人気の一端を担っている。今回は、つま先がタビ仕様になったブーツタイプの新作がお目見え。ルックのようにブーツインやハーフパンツと合わせ、シューズの存在感をたっぷり発揮して。
4.ジャックムス×ナイキ
ジャックムス(JACQUEMUS)とナイキ(NIKE)の新作は、1972年誕生したスニーカー「ムーン シュー」に着想を得た。元ネタとなった「ムーン シュー」は、ナイキの共同創業者であるビル・バウワーマンが、1972年にオリンピック選考会へ出場するランナーのためにハンドメイドで制作したランニングシューズで、サザビーズで約4700万円で落札された実績もある幻の一足。このコラボモデルは、オリジナルのデザインをほぼ踏襲している。今のスニーカートレンドともフィットするクラシックなスタイルは、デイリーに活躍してくれること間違いなし。
5.オーラリー×ニューバランス
『VOGUE RUNWAY』の“最も過小評価されているデザイナー”投票で同率1位を獲得するなど、国外からの評価が如実に高まっているオーラリー(AURALEE)は、ニューバランス(NEW BALANCE)とのコラボスニーカー「T500」を発表。1982年にオリジナルモデルがデビューしたテニスシューズ「T500」は、コート上でのパフォーマンス発揮だけでなく、テニスの洗練されたイメージを満たすためにデザインされたという。最新コラボでは、オーラリーらしい上質なレザーやスエードなどの素材を用い、よりモダンな佇まいに。
Photos: Courtesy of Gorunway.com
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