ウィリアム皇太子とキャサリン妃、そしてジョージ王子にシャーロット王女、ルイ王子にとって、ホリデーシーズンは家族で過ごす大切な時間だ。12月6日(現地時間)、一家はロンドンのウェストミンスター寺院で行われたクリスマス・キャロル・サービス「Together at Christmas」に全員で出かけた。
ホストを務めたキャサリン皇太子妃が、アレキサンダー マックイーン(ALEXANDER MCQUEEN)によるレッドコートにラルフ ローレン(RALPH LAUREN)の黒いブーツを合わせたのに対し、シャーロット王女はワインレッドのコートドレスにネイビーのタイツを合わせ、見事の親子ファッションを披露。ジョージ王子とルイ王子は、父親のウィリアム皇太子と同じくネイビーのスーツに赤のネクタイというコーディネートだった。
ウィリアム皇太子一家が公の場に勢揃いすることは、そもそも限られているが、特に今年は特別だ。キャサリン妃は2024年の大半をガンと闘うために王室の任務から離れ、3人の子どもたちもスポットライトを浴びることはほとんどなかった。9月にがんの化学療法を終えたことを報告するビデオメッセージで、彼女はこう明かしていた。
「この9カ月間は、家族にとって信じられないほど困難な時期でした。人生が一瞬にして変わり、私たちは荒波と未知の道を突き進む方法を見つけなければならなかったのです。がんの旅は誰にとっても、特に身近な人にとっても複雑で、恐ろしく、予測不可能なものです」
少しずつ公務に戻っているキャサリン妃は先日、カタール首長夫妻の歓迎行事に出席。その際にも、御用達ブランドのアレキサンダー・マックイーンによるコートドレスを着用し、カタールの国旗に敬意を表して全身バーガンディレッドで統一した装いを完成させていた。
Text: Elise Taylor
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