サラ・ジェシカ・パーカーが、かつての恋人ロバート・ダウニー・Jrとの交際を振り返った。2人は、映画『家族の絆』の撮影で知り合い、1984年から7年にわたって交際したが、当時は駆け出しの俳優だったため、互いの仕事の関係で西海岸と東海岸を行き来しながら交際していたそうだ。ロバートはまもなくして『レス・ザン・ゼロ』（1987）でブレイクを果たすことになるが、プライベートではアルコールやドラッグの中毒問題を抱えていた。
そんなロバートと一緒にいることで、サラ・ジェシカは、22歳にして親のような気持ちにさせられたという。『ニューヨーカー』の記事で、「彼の周囲にいた人たちは否定するだろうけど、私は彼に安定を与え、時間を守れるように規則正しいリズムを作ろうと頑張った」「そうした状況で、私は怒ったし、恥ずかしくも感じた」と当時の気持ちを吐露する。泥酔するようなことも、ドラッグを使用することもなかったサラ・ジェシカは、彼のように反抗的な態度を取る必要性を全く感じなかったという。なお、ロバートはサラ・ジェシカの発言に対し、代理人を通じて彼女への最大のリスペクトを表明している。
これまでロバートとの交際について多くを語ってこなかったが、サラ・ジェシカは2018年にドラッグ問題を抱えるロバートの交際について述懐し、「彼が本当に大丈夫なのか確かめるのに莫大な時間を費やした」と明かしていた。また、2018年の『イエス・ネットワーク』のインタビューで、ロバートとのロマンスを振り返り、「私の人生で、本当に大胆で、大切な時期でした」とコメント。「長く付き合ったし、彼は初めて一緒に暮らした人でした。彼のキャリアは始まったばかりで、彼がプロとして成功していく姿を見るのは誇らしかった」と語っていた。
サラ・ジェシカはその後マシュー・ブロデリックと結婚し、20歳の息子ジェームズと14歳になる双子の娘タビサとマリオンが誕生している。一方のロバートも 2005年にスーザン・ダウニーと再婚し、11歳の息子エクストンと8歳の娘アヴリをもうけた。2015年にロバートは、『ハワード・スターン・ショー』でサラ・ジェシカと再会したことを明かし、「彼女の子どもたちにも会ったし、彼女とマシューの暮らしも目にして、すごく2人を尊敬した」と話している。
Text: Tae Terai
