「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA)」は、今年手でインターナショナル部門が25周年、アジア・ジャパン部門が20周年を迎える。 米国俳優協会(SAG)の会員でもある俳優の別所哲也が、米国で出会った「ショートフィルム」を新しい映像ジャンルとして日本に紹介したいとの想いから、1999年にアメリカン・ショート・ショートフィルムフェスティバルを創立。翌2004年より、アジア発の新しい映像文化の発信・新進若手映像作家の育成を目的に、SSFF & ASIAを東京都内の各所で開催している。
今年は「解き放て!」をキーワードに、既存概念からUNLOCK(解放)する映画祭体験として、アフターコロナの新時代の世界を描くプログラム「UNLOCK -飛び込め 新しい世界へ‐」(6月6日より上映・配信)や、参加者がNFTで投票できる映像コンテスト、VR映像におけるストーリーテリングのセミナー、世界のクリエイターのアイデアや作品をサポーターやオーディエンスとつなぐプラットフォームのローンチなどを発信する。また、3年ぶりに海外フィルムメーカーも来日。ウクライナをテーマにした作品や、AIが生み出したアニメーション作品など、応募は世界120の国と地域から全5196作品に及び、世界の今を映すショートフィルムの数々が集まった。
翌年のアカデミー賞ノミネートに通じる5部門(インターナショナル、アジア インターナショナル、ジャパンのライブアクション部門、ノンフィクション部門、アニメーション部門)はじめ、入選作品の上映・配信ラインナップは4月27日(木)に発表予定だ。
ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2023
期間/6月6日(火)~6月26日(月)
・各会場により異なる
・オンライン会場 4月27日(木)~7月10日(月)
会場/都内複数(TORQUE SPICE & HERB, TABLE & COURT(渋谷)、二子玉川ライズ スタジオ & ホール、 ユーロライブ、表参道ヒルズ スペースオー、赤坂インターシティコンファレンス)、オンライン
入場/無料(一部有料イベントあり。予約開始は4月27日~)
問い合わせ先/03-5474-8844
https://www.shortshorts.org/2023
・HPは4月27日に情報更新予定
・新型コロナウイルスの感染状況を踏まえ、時期または内容を変更する場合がある。
Text: Saori Asaka