FASHION / TREND & STORY

BLACKPINKのジェニーやヘイリー・ビーバーに学ぶ、暑さに負けない真夏のコーデ11選

いよいよ夏到来。気温が上がってくると、トレンドだけではなく、いかに涼しく快適に過ごせるかが日々のファッションのポイントになってくる。BLACKPINKジェニーヘイリー・ビーバーなど、人気セレブたちが夏の盛りを涼しく乗り切るために実践している旬なコーデをチェックしよう。

シンプルなデニムから“ジョーツ”まで。今年の夏は何を着る?

日が長くなり、ナイトライフも一層楽しくなるこの季節。夏は出かける機会が増えるけれど、暑さのせいもあってコーデのバリエーションがだんだんと減っていってしまうのが悩み。しかし、素材選びや丈感を工夫すれば、クールに決まるコーデの幅を一気に広げることができる。

ケンダル・ジェンナーの“ノーボトム”ルックに、エミリー・ラタコウスキーのステートメントパンツリリー=ローズ・デップジジ・ハディッドのオールブラックのクラシックな装いなど、シーズン問わずトレンドを押さえているイット・ガールたちのスタイリングをヒントに、夏の盛りを楽しく乗り切ってみて。

1. セットアップで爽やかに

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ノースリーブのトップとミニ丈のボトムなど、エアリーな素材を使ったツーピース・セットは、涼しくおしゃれを楽しむのにぴったりなアイテム。BLACKPINKジェニーも、今年ツアーで日本を訪れた際には、ニューヨークの話題ブランド、エリア(AREA)のスタイリッシュなオールホワイトのツーピース・セットをまとってステージに立っていた。

2. “ノーボトム”で暑さ知らず

Photo: Gotham/Getty Images

何を着ても暑いと感じるときは、思い切って“ボトムなし”ルックに挑戦してみるのもあり。この斬新な脚長ルックをマスターしているケンダル・ジェンナーは、キャップにザ・ロウ(THE ROW)のオーバーサイズジャケットでバランスの取れたコーデを披露。ここまで大胆なスタイルに気が引ける人は、超ミニ丈のショートパンツを合わせてみて。

3. 着る人を選ばないネイキッドドレス

Photo: Antony Jones/Getty Images

透明感のあるスタイルの流行が続く中、2022年に大流行したネイキッドドレスは今年も人気だ。大胆なファッションでお馴染みのトレンドセッターのリアーナも、妊娠中に大胆なアンサンブルを着用し、ネイキッドドレススタイルを謳歌。ピタッと肌に寄り添うデザインは、体型問わず旬のバランスを叶えてくれる、インクルーシブなトレンドだ。

4. 新定番“ジョーツ”

Photo: Rachpoot/Bauer-Griffin/Getty Images

この夏、イット・ガールたちがこぞって夢中になっているのがデニムのショートパンツ、別名“ジョーツ”だ。ただ、今季トレンドになっているのはマイクロ丈のものではなく、Aラインやバミューダパンツ。膝下まであるスケーター風のスタイルも一部のファッショニスタの間では人気になっている。うまく着こなすコツは、ヘイリー・ビーバーのようにバギーなタイプのものにタイトなトップを合わせること。

5. ドレッシーに着れる万能バンドゥドレス

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ネックラインを強調するストラップレスのチューブドレスは、猛暑を味方にする最強なコーデ。柔らかなニットやライクラ素材でできた、体に優しくフィットするデザインを選べばセクシーさも通気性も両方叶う。パロマ・エルセッサーも身につけているカラフルなスタイルは、一枚でも旬な夏のルックが完成する。

6. 夏こそ黒

Photo: Marc Piasecki/Getty Images

夏に黒は禁物という考えはもはや古い!シルクやリネンなどの軽い素材や流れるようなシルエットのアイテムを選べば、全身ブラックでも涼しげなコーデになる。カットアウトなど、ジジ・ハディッドのようにオフショルダートップで少し肌見せすればなお夏向けに。ポインテッドトゥ・ヒールなどを合わせてさらにアクセントを加えてみて。

7. デニム x トップの王道コンビ

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デニムとシックなトップという組み合わせは、シーズンを問わず活躍するが、どちらのアイテムも慎重に選ぶべき。洗練されたルックを完成させるために意識したいのがコントラスト。ゆったりとしたブルージーンズに、ディテールが光るグレーテ アンリエット(GRETE HENRIETTE)のビーズトップをさらっと着こなしているアルバ・クレアは、まさにこの王道の組み合わせをものにしている。

8. 季節感あふれる白いサマードレス

Photo: MEGA

白は暑い日にうってつけの色で、風通しのいいドレスともなれば快適に夏を乗り切れる。カイリー・ジェンナーも、体にフィットするホルターネックのアライア(ALAÏA)の白いコットンポプリンドレスに身を包み、パリの暑さをしのいでいた。

9. 気分を上げてくれる、パーティー映えパンツ

Photo: Gotham/Getty Images

ナイトアウトが楽しくなる夏に重宝するのが、さらに気分を上げてくれるステートメントパンツ。レトロなカットやプリントのものから、ビビッドなカラーとテクスチャーを取り入れたものまで、デザインも豊富に揃っている。エミリー・ラタコウスキーが選んだのは、ドルチェ&ガッバーナ(DOLCE & GABBANA)が2002年春夏コレクションで発表した、スエードとレザーのパッチワークが印象的なレインボーストライプのヴィンテージもの。どんなスタイルをまとっても、ナイトアウトが盛り上がること間違いなし。

10. 一年中着られるリトルブラックドレス

Photo: Mondadori Portfolio/Getty Images

リトルブラックドレス(LBD)のルーツとなるのは、1920年代にココ・シャネルが生み出したアイコニックなデザインの数々。メゾンが展開するクラシックなデザインは、今もなおリリー=ローズ・デップをはじめとするあらゆるイット・ガールたちに愛されている。一見、海辺のリゾートには似つかわしくない服装だが、リリー=ローズがカンヌでまとっていたキュートなショート丈のLBDは、夏場の映画祭でも大活躍していた。

11. 人気再燃のカーゴパンツ

Photo: Neil P. Mockford/Getty Images

90年代から2000年代にかけて、どの女性も一枚は持っていたと言えるくらい定番アイテムだったカーゴパンツが、かつてないほどバギーでローライズなシルエットになってカムバック。モデルで俳優のアイリス・ロウは、ホルツヴァイラー(HOLZWEILER)のゆったりめのスタイルがお気に入りのよう。2023年プレフォール・コレクションのグリーンのカーゴパンツを同色のカーディガンと合わせ、セットアップ風のルックに仕上げた。

Text: Alex Kessler Adaptation: Anzu Kawano
From VOGUE.CO.UK