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寅年の年女! ケイト・モスのビューティー・アーカイブを振り返り。【セレブ美容探偵】

74年生まれで寅年のケイト・モスが、コスメブランド「シャーロット・ティルブリー」のキャンペーンモデルに。年女を記念して、ケイトのアイコニックな美のアーカイブをセレブウォッチャー・さかいもゆるがプレイバック。

2022SS、ヴェルサーチェ×フェンディのランウェイより。 Photo: Daniele Venturelli/Daniele Venturelli / Getty Images

まもなく48歳になるケイト・モスが、人気ブランド Charlotte Tilburyの新しいファンデーションのキャンペーンモデルに。Netflixオリジナルドラマ「ブリジャートン家」(2022〜)のフィービー・ディネヴァー、モデルのジョーダン・ダンと並んでの起用で、伝説のスーパーモデルの健在ぶりを感じさせてくれる。“年女”であるケイトの今年のさらなる活躍を期待しつつ、彼女の美のアーカイブを振り返ってみたい。

Photo : Rose Hartman/WireImage/Getty Images

1990年。恋人であり、彼女をスターダムに押し上げた立役者でもある、マリオ・ソレンティと。ノーメイクのグロウスキンがフレッシュな彼女の魅力を最も輝かせてくれていた。

Photo: Frank Trapper/Corbis via Getty Images

1995年。ピーター・リンドバーグヘルムート・ニュートンスティーブン・マイゼルなど、一流の写真家たちが撮影したケイトの写真を集めた初の写真集、「ケイト・モス」を出版した頃。この時の交際相手はジョニー・デップ。ストレートロングヘアにバングスを作り、どこか60年代のブリジット・バルドーを彷彿とさせるスタイルに。

Photo: Newscom/AFLO

同じく1995年。パリ、「ギ・ラロッシュ」のランウェイにて。スリークなボリュームヘアをベルベットのカチューシャでオールバックにした、シックなヘアアレンジを披露。細かいハイライトのメッシュを入れてあるのが重く見えないポイントに。ボルドーのリップと口元に描いたホクロでセンシュアルなムードを盛り上げて。

Photo: J. Vespa/WireImage/Getty Images

2001のカンヌ国際映画祭で。イノセントな表情のピクシーカットを、シャープに描いたアイブロウでキリリと引き締めて。こんな風にショートにするとケイトの小顔っぷりが引き立つ~!

Photo: Rabbani and Solimene Photography/WireImage/Getty Images

2005年のCFDAファッション・アワード授賞式。まるでベッドから起き抜けのようにわざと乱れさせたエフォートレス・ヘアと、スモーキーなアイラインがセクシー。この無造作感は日本を含む世界的なトレンドに発展。

Photo: Laurent KOFFEL/Gamma-Rapho via Getty Images/Getty Images

2016年のカンヌ国際映画祭のレッドカーペットでは、ブロンズのチークで輝く肌を強調。強めのキャットアイで真っ赤なドレスに負けないよう、メイクも盛り気味に。オールバックにしたアップヘアとのバランスも絶妙。

どんなヘアメイクを施されても、それを自分のスタイルとして昇華し、さらりとキマってしまうケイトがうらやましすぎる! あなたのお気に入りのケイトはこの中にあったでしょうか?

Text: Moyuru Sakai Editor: Toru Mitani