ハリウッドではアラフィフセレブの活躍が目覚ましいけれど、60代や70代も負けてはいない。何か事件を起こしたわけでもないのにインスタグラムに写真を投稿するたびに“若すぎる”とネットニュースになる、デザイナーのヴェラ・ウォン(73歳)もそのひとり(ヴェラ・ウォンの体型維持の秘訣の解説記事はこちら)。
ジェニファー・ロペスをはじめとするセレブたち御用達のウエディングドレス・デザイナーであるヴェラは、12月にマイアミで開催されたアート・イベントではショートパンツにサイハイブーツを着こなしていた。彼女がすごいのは、細いだけではなくて肌のハリツヤもあるところ。ヴェラがいつまでも若々しくいられる秘訣は、年齢にとらわれずに好きなファッションを楽しむことにもあるのかもしれない。
76歳のシェールが40歳年下の音楽プロデューサー、アレクサンダー・エドワードと交際を明らかにしたのは11月の出来事(交際発覚の際の詳細記事はこちら)。久しぶりに見たシェールの外見の変わっていなさに驚いた。シェールはアレクサンダーとの交際を公表する際に、彼の写真に赤いハートの絵文字付きで「アレクサンダー♡」とツイート。まるで20代カップルのように初々しく可愛いシェールにこれまたびっくり。瑞々しい感性を失わない彼女にとって、恋は何度してもときめきをくれる心のビタミンのようだ。
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今年64歳になったシャロン・ストーンはバースデーにトップレス姿のセルフィーをインスタグラムに投稿(その投稿の詳細はこちらの記事へ)。若い頃からワークアウトで鍛えたボディをフィルター加工なしで披露した。「パーフェクトな素晴らしい日に不完全なボディに感謝を込めて」というキャプション付きで。シミやシワがあってもそれを隠したりせずに自らのボディを慈しむ彼女の姿勢は、フォロワーたちから絶賛された。
シャロンのようにトップレス画像をインスタに投稿したのはマドンナ(64歳)。1992年に出版した写真集『SEX』30周年を祝っての投稿だったのだけれど(マドンナの『SEX』についての記事はこちら)、このときに「私がエロスを商業化することに成功したおかげで若い女性アーティストたちが性を表現できるようになった。感謝しな!」というようなコメントを添えたことが物議に。このときにカーディ・Bやマイリー・サイラスなどを名指しでディスったのだ。
肌の露出だけでなく、発言も過激なのがデビュー当時からブレていないのがすごい。今年に入ってからはますますSNSでの投稿が過激化しており、ファンからは心配する声も上がっている。でも年相応に落ち着いたりしない、この反逆精神こそがマドンナの魅力でもあるのよね。
キャリアも美も現役で活躍する彼女たちの姿に元気をもらったこの1年。来年はどんなニュースで私たちを驚かせてくれるのか楽しみだ。
Text: Moyuru Sakai Editor: Toru Mitani