女優のシャロン・ストーンが、30代半ばで『氷の微笑』に出演した頃より、62歳の現在の方が自分の体型を受け入れられるようになったと語っている。57歳のときには雑誌でヌードになり、テコンドーで鍛えたボディを披露していたシャロンだけど、40代前半では自分の外見の変化に落ち込み、アルコールで現実逃避した日々もあったとカミングアウト。
「40代の頃はバスルームにワインを持って入って閉じこもっていたことがあるの。『自分の体型を受け入れられるようになるまではこの部屋からでられないわ』って思っていた。少しずつ老化してきたボディや顔を、拡大鏡で眺めては泣いていたの」。さらに30代では周りから体型批判され、自分のことを全く完璧だと思えなかったという意外な告白も過去にしている。
その心境に変化が訪れたのは、「エイジングはパワーを完全に失ってしまうことではないし、自分の努力次第でその速度は緩めることができる。バランスのいい食生活とたくさんのエクササイズでね」と気づいたときから。シャロンはアルコールを3カ月我慢して、ボディビルディングとテコンドーをはじめとする格闘技を始めたのだ。それによって、現在のしなやかで筋肉が美しくついたボディを手に入れることに成功した。特にがんばったのは、ハードなストレッチとメディテーション。
「私たちにとって大事なことは、有名かそうじゃないか、若いか年寄りかではなくて、自分にとって人生で何が大切なことかを理解すること。メディテーションなどで心の深いところまで降りて自分をみつめることで、真に望んでいるものが手に入るようになるわ」
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誰にでも訪れるエイジングを受け入れ、その年代に応じた自分のベストな体型をキープする努力を続けたことで、「美人」であり続けるシャロン。去年年末にはマッチングアプリに登録して偽物と通報されたという騒動があったくらい、恋愛でもまだまだ現役感たっぷりなのはさすが(笑)。常に新しいワークアウトに挑戦し、若さの秘訣は「週に3、4回ダンスすること! ボディも引き締まるしエネルギーが湧いてくるの」というシャロンを見習って、私も外出自粛中に、YouTubeで何か新しいワークアウトを試してみようかな。
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Text: Moyuru Sakai Editor: Toru Mitani