日本の奇跡の50歳と言えば石田ゆり子さんがあげられるけど、アメリカであればやっぱりジェニファー・ロペスだと思う。ストリッパー役を演じた映画『ハスラーズ』で、役者としても再評価されているし、先日のスーパーボウルのハーフタイムショーでも圧巻のライブパフォーマンスを魅せて、美貌・キャリアともに“旬”を更新し続けている。いや、もしかして今がいちばんのピークなんじゃないかとも思える活躍ぶり!
そんな彼女が、白いビキニを着て見事な腹筋を披露したセルフィーをインスタグラムに投稿。それを見た、J.Loと同じようにママである一般女性たちが、自分のビキニや下着姿を投稿する“#J Lo チャレンジ”というハッシュタグがちょっとしたブームになっているのだ。
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J.Loに触発された彼女たちは、年齢や体型に関わらずどんなボディも美しいということを表現するために、中には孫がいるおばあちゃんまでもが、世界に自らのビキニ姿を発信! ストレッチマークや帝王切開の傷跡がある女性たちも、皆堂々と身体をさらけ出している。 39歳のマリアという女性経営者は、「今朝J.Loのアカウントで偶然目にした写真が私をインスパイアしてくれたことに感謝しているわ」とコメント付きで、白ビキニを着用したセルフィーを投稿した。
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「私はセレブじゃないし、何万人もの前で見せられるような素晴らしいボディでもないし、ホットなアスリートとデートしているわけでもない(私の彼だって結構イケてるけどね!)。でもそんなことは重要じゃないのよ。みんなそれぞれ、自分の歴史を持っているわ。もし彼女ができるなら、みんなだってできるのよ。どんなサイズでもシェイプでも、いくつであろうとも、何千人ものワーキングママたちだって、きっとできる!」 と、母でもあり働く女性でもある彼女はコメント。J.Loが火付け役となったこのボディ・ポジティブのムーブメントの輪は、確実に広がっている。一般女性のポストに反応し、TVでも取り扱われているようだ。
すでにビキニを着ることがなくなった私も、ちょっぴり勇気をもらった。私たちは、本気で望めばなんだって叶えることができるのかもしれない。J.Loのように。
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Text: Moyuru Sakai Editor: Toru Mitani