ジェニファー・ロペス / Jennifer Lopez
1969年7月24日、アメリカ・ニューヨーク市ブロンクス生まれのミュージシャン兼女優、ジェニファー・ロペス（Jennifer Lopez）。本名はジェニファー・リン・ロペス(Jennifer Lynn Lopez) プエルトリコ系アメリカ人の両親の元に3姉妹の次女として生まれる。 身長168cm。ジェニファー・ロペスは、幼少から女優を志し映画やテレビドラマに脇役として出演し実力をつける。 ジャネット・ジャクソンのバックダンサーなどを経て、1986年公開、コニー・カイザーマン監督の映画『マイリトルガール/きらめきの夏』でデビュー。 1990年、大阪で開催された国際花と緑の博覧会（EXPO ’90）で披露されたミュージカル『シンクロニシティ』の日本公演が舞台デビュー。 1995年『ミ・ファミリア』主役のマリア役を演じ『Independent Spirit Award』にノミネート、1997年伝記映画『セレナ』の主人公を演じたことが歌手として評価され、ゴールデン・グローブ賞にもノミネートされた。その後1998年に『アウト・オブ・サイト』で映画とともに世界的に人気を集め一躍トップ女優のひとりに君臨。 2001年に主演した『ウェディング・プランナー』は全米興行成績トップを記録。『ウエディング宣言』等の数々の全米興行成績1位の映画にて主演を演じている。アメリカのラテン系メディア芸術賞であるAmerican Latino Media Arts Awards (ALMA)にてエンターテイナー・オブ・ジ・イヤーも受賞している。ジェニファーのプロダクション・カンパニーであるNuyoricanは20th Century FOXと映画制作やABCやTruTVと数々のプロジェクトを進行中。 1999年に念願であった歌の世界に進出。1999年にリリースしたデビュー・シングル『マイ・ラヴ』は、いきなり全米5週連続1位を記録した。続く『ウェイティング・フォー・トゥナイト』でグラミー賞ノミネート＆VMAを受賞し、満を持してリリースされたデビューアルバム『On The 6』全世界で700万枚を売り上げるほど大ヒット。 デビュー以前、ジェニファーが使用していたニューヨークの地下鉄6番線をイメージして付けられたタイトル。 2001年に2作目となる『J.LO』も全米ビルボードチャートにて1位を獲得し、同じ週に映画とアルバムが同時に1位を獲得した史上初の女性という功績を誇る。ジェニファー・ロペスのこれまでのアルバム総売上枚数は7000万枚を誇る。またアメリカの大人気オーディション番組『アメリカン・アイドル』では、シーズン10より審査員を務める。1年間の出演料が1200万ドルだったことも大きな話題となった。 2003年、ハリウッドセレブとして初のルイ・ヴィトンキャンペーンビジュアルモデルに起用された。 2007年1月、米経済誌フォーブスが、エンターテイメント界で活躍する女性で資産の多い女性のトップ20を発表し、総資産1億1000万ドル（日本円で約133億円）で9位にランクイン。 2008年2月、生まれてくる双子の写真の掲載権利を600万ドル（日本円で約6億4800万円）でピープル誌と契約。 2008年2月22日、ロングアイランドの病院で男女の双子を出産。 男児をマクシミリアン・“マックス”・デイヴィッド(Maximilian "Max" David)、女児をエメ・マリベル(Emme Maribel)と命名した。 2010年、グッチの新キッズライン2011年春夏キャンペーンで、2歳の双子がモデルデビュー。 グッチは、ユニセフを通し、アフリカの学校建設費用のために１００万ドルと、JLOのチャリティー団体the Maribel Initiative（女性と子供の健康を推進する事を目的とした慈善団体）へ５万ドルを寄付した。 ジェニファーの夫マーク・アンソニーは、当初子供たちのモデルデビューに反対の意向を示したが、ジェニファーの熱意とユニセフへの大規模な支援に動かされ子供たちの出演に同意したという。 2011年、ピープル誌はジェニファー・ロペスを“世界一美しい女性”に選出した。 人気オーディション番組、アメリカン・アイドルの審査員で人気を博し、2012年には米経済誌フォーブスが選ぶセレブリティー100リストで一位の座を獲得。 2011年にはコスメブランドのロレアルの大使、青少年育成団体のスポークスマン、女性用シェーバーである「ジレット・ヴィーナス」の初代グローバル・アンバサダーにも就任した。さらに同年アメリカのデパートチェーン大手コールズから新たなファッションラインを発売。ジェニファー・ロペスはセレブブランドの香水（「グロウ バイ ジェイロー（Glow by JLo)」）、アパレル（「JLO・バイ・ジェニファー・ロペス」）、アクセサリーを確立させた一人であり、ジェニファー・ロペスの香水はこれまでに10億ドル以上のセールスを記録している。そのほか、レストランMadre’sのプロデュースなどサイドビジネスも積極的に展開している。私生活ではこれまでに3度の結婚を経験。最初の夫はマイアミのレストランでウェイターをしていたキューバ出身のオジャニ・ノア。ジェニファー・ロペスがナンパをしたことがきっかけで交際をスタート、1997年に結婚し、約11ヶ月後にスピード離婚した。その後ラッパーのディディと交際し、ベン・アフレックと婚約するが2年で解消。 2001年にはバックダンサーであったクリス・ジャッドと結婚したが約9ヶ月で離婚。その後マーク・アンソニーと結婚、双子を出産するが2011年離婚。また慈善活動にも熱心に取り組んでおり、ジェニファー・ロペスの妹のリンダと共に女性と子供の健康と福祉の向上の為に現在LAの小児病院にて遠隔治療の充実に力を注いでいる。 2016年、イタリアのラグジュアリーシューズブランド、ジュゼッペ・ザノッティ（Giuseppe Zanotti）とコラボレーションしたカプセルコレクションを発表。 サンダル3型、スニーカー1型で展開する「ジュゼッペ・フォー・ジェニファー・ロペス（Giuseppe for Jennifer Lopez）」は、日本では2017年２月に発売された。 2016年12月、17歳年下のラッパーのドレイクとの噂が浮上するも2017年２月には破局。同年３月、元プロ野球選手のアレックス・ロドリゲスとの熱愛が報道され、5月に開催されたMet Gala 2017では、アレックスとカップルとしてレッドカーペットに登場した。 2015年のMETガラでは、赤いビジューが施されたVersaceのドレスで、2017年5月のビルボード・ラテン・ミュージック・アワードでは、ジュリアン・マクドナルドがデザインしたネイキッドドレスで、その美しい曲線美を惜しげも無く披露してくれた。 パリのフレグランスブランド、ディプティック（Diptyque）の、特に「テュベルーズ（TUBEREUSE：月下香）」の香りがお気に入りのようで、楽屋やホテルなどに用意することがリストに載っているという。
