CELEBRITY / SCOOP

クリッシー・テイゲンはフュージョン料理の名手。【セレブのレシピ本vol.5】

料理に一家言を持っているセレブが手がける料理本の魅力に迫るシリーズ第5弾では、クリッシー・テイゲンによるアジアと西洋を融合したレシピの数々を収めた力作だ。食欲の秋、新しいメニューに挑戦してみては?
Photo: Steve Granitz/WireImage

ジョン・レジェンドの妻で、モデルやテレビパーソナリティとして知られるクリッシー・テイゲンは、2016年に出版した『Cravings: Recipes for All the Food you Want to Eat(原題)』に続く第2弾、『Cravings: Hungry for More(原題)』を上梓した。

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ノルウェーの血を引く父と、タイ人の母親を持つクリッシーの家庭では、父がポテトや肉といったこってりとした西洋料理を作り、母は野菜などを多用するタイ料理を作っていたため、非常にバランスのとれた食卓だったという。そんな両親の影響で大の料理好きに育った彼女は、1冊目の料理本でもアジアと西洋を融合した、スープ、サラダ、麺、肉や魚介料理などを多数紹介。母親のメニューと題したチャプターもあり、パッカオチキン、セサミチキンヌードルなどが人気を集めていた。

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2冊目でもそのスタイルは変わらないが、第二子が誕生したことで、料理にかけられる時間や手間が減ったことを生かし、より簡単に作れるレシピを収録。なかでも自慢の逸品はナンプラー、ガーリック、唐辛子、リブ肉で作る「タイ風フライドリブ」だ。クリッシーはアメリカの一般家庭にとってナンプラーはハードルが高く、受け入れられるか心配だったそうだが、1冊目で多くの人たちがさまざまな料理に挑戦してくれたことで、自信が湧いたという。ちなみに、ミラノ風チキンやサーモンとゴマの蕎麦サラダもお気に入りのご様子。彼女の2歳になる長女のルナちゃんも、魚が大好きだそうだ。

【過去の記事もcheck! セレブのレシピ本】

Vol1. グウィネス・パルトロウの、賛否ある料理本・第4弾について。
Vol2. 今でも売れ続けているメーガン妃のチャリティブック。
Vol3. 「クィア・アイ」のアントニ・ポロウスキ、自らのルーツを料理に凝縮。
Vol4. アメリカ南部の女性のスピリットを料理とともに綴ったリース・ウィザースプーン。

Text: Rieko Shibazaki