NYでキャッチされたシンガー&モデルのシアラは、コンサバになりがちなベージュを最高にモードに着こなした。彼女が着用しているのはスペインのブランド、カルメン・マーチ(CARMEN MARCH)。レザーのダウン&シャツに異素材のワイドパンツを合わせることで生まれる旬な雰囲気は、ぜひ真似したい。パンツの裾から覗くシューズも妥協せず、トーンを合わせるのがポイント。
新作映画『The Sky Is Pink(原題)』のプロモーションに勤しむプリヤンカ・チョープラーは、さまざまなシーンで大得意のワントーンコーデを披露。NYでTVトーク番組「The View」の収録に向かったこの日は、グアテマラを拠点に活動をするデザイナー、リア・コーエン(LIA COHEN)のベルベットのセットアップにスネイクスキンのシューズで、シャイニーな輝きを放った。バッグも同色で揃えれば、さらにモード感がアップする。
寒色グリーンのワントーンでNYに降り立ったジェニファー・ロペス。サリー ラポワント(SALLY LAPOINTE)のフェザー付きセーターにサテンパンツ、そして足もとはジミーチュウ(JIMMY CHOO)のパンプスで、完全グリーンモード。ビッグフレームのサングラスが、よりグラマラスな雰囲気を演出している。
ブラウンでもスパイスの効いたオレンジブラウンだと、ワントーンコーデも他人とはひと味違うテイストに。アメリカン・バレエ・シアターのガラパーティーに参加したケイティ・ホームズは、アルチュザラ(ALTUZARRA)のロングコートとドレスでシックにまとめて。シューズもブラウンだったら、文句なしだったかも。
NYにてイベントに参加したジジ・ハディッドは、映画『アナと雪の女王』をイメージさせる、全身クールなアイスブルー姿を披露。柔らかな女性らしさを演出するバーバリー(BURBERRY)のドレスに、ジミーチュウ(JIMMY CHOO)のパンプス。そしてシンプルになりがちなコーデに遊び心をプラスするシャネル(CHANEL)の大ぶりビーズのバッグで、ミニマルにエレガンスを際立たせた。
ケリー・ワシントンは、アニマル柄も上手に取り入れ、明るいパープルトーンのコーデに挑戦。サリー ラポワント(SALLY LAPOINTE)のベルスリーブのハイネックセーターに、同ブランドのスネイクプリントのレザーパンツは顔回りも明るくみせてくれてグッド! カサディ(CASADEI)のシューズにリップカラーまでパープルで統一した姿は、ワントーンの完成版といえそう。
セリーヌ・ディオンは、トム フォード(TOM FORD)の2019年秋冬コレクションより、オールレッドのスタイルをチョイス。ベルベットのジャケットとサテンのパンツ、さらにインナーと、素材と色を変えつつもトーンを揃えるのが今の気分。ザ・ロウ(THE ROW)の「アスコット」バッグも、もちろんレッドで。
Text: Rieko Shibazaki