第78回ゴールデン・グローブ賞のノミネートが発表され、Netflixの作品が席巻した。最多6部門ノミネートのNetflix映画『Mank/マンク』は、ドラマ部門で作品賞をはじめ、ゲイリー・オールドマンの主演男優賞、アマンダ・サイフリッドの助演女優賞、デヴィッド・フィンチャーの監督賞などの候補に挙がった。また、サシャ・バロン・コーエンの『続·ボラット 栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画』が3部門と健闘している。
テレビ部門ではNetflixのオリジナルシリーズ「ザ・クラウン」が最多6ノミネートを受け、ドラマ部門においてジョシュ・オコナーが主演男優賞、オリヴィア・コールマンとエマ・コリンが主演女優賞、ジリアン・アンダーソンとヘレナ・ボナム・カーターが助演女優賞など候補入りを果たした。そして「オザークへようこそ」が、ローラ・リニーの女優賞やジェイソン・ベイトマンの男優賞など計4部門でノミネートと続いている。
第78回ゴールデン・グローブ賞の授賞式は2月28日(現地時間)に史上初となる米東西両岸で開催される。
【映画部門】
ドラマ部門 作品賞
『ファーザー』
『Mank/マンク』
『ノマドランド』
『Promising Young Woman(原題)』
『シカゴ7裁判』
ドラマ部門 主演女優賞
ヴィオラ・デイヴィス『マ・レイニーのブラックボトム』
アンドラ・デイ『The United States vs. Billie Holiday(原題)』
ヴァネッサ・カービー『私というパズル』
フランシス・マクドーマンド『ノマドランド』
キャリー・マリガン『Promising Young Woman(原題)』
ドラマ部門 主演男優賞
リズ・アーメッド『サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~』
チャドウィック・ボーズマン『マ・レイニーのブラックボトム』
アンソニー・ホプキンス『ファーザー』
ゲイリー・オールドマン『Mank/マンク』
タハール・ラヒム 『The Mauritanian(原題)』
ミュージカル/コメディ部門 作品賞
『続·ボラット 栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画』
『ハミルトン』
『Music(原題)』
『パーム・スプリングス』
『ザ・プロム』
ミュージカル/コメディ部門 主演女優賞
マリア・バカローヴァ『続·ボラット 栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画』
ケイト・ハドソン『Music(原題)』
ミシェル・ファイファー『French Exit(原題)』
ロザムンド・パイク『I Care A Lot(原題)』
アニャ・テイラー=ジョイ『Emma.(原題)』
ミュージカル/コメディ部門 主演男優賞
サシャ・バロン・コーエン『続·ボラット 栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画』
ジェームズ・コーデン『ザ・プロム』
リン=マニュエル・ミランダ 『ハミルトン』
デヴ・パテル『どん底作家の人生に幸あれ!』
アンディ・サムバーグ『パーム・スプリングス』
助演女優賞
グレン・クローズ『ヒルビリー・エレジー 郷愁の哀歌』
オリヴィア・コールマン『ファーザー』
ジョディ・フォスター『The Mauritanian(原題)』
アマンダ・サイフリッド 『Mank/マンク』
ヘレナ・ゼンゲル『この茫漠たる荒野で』
助演男優賞
サシャ・バロン・コーエン『シカゴ7裁判』
ダニエル・カルーヤ『Judas and the Black Messiah(原題)』
ジャレッド・レト『The Little Things(原題)』
ビル・マーレイ『オン・ザ・ロック』
レスリー・オドム・Jr『あの夜、マイアミで』
監督賞
エメラルド・フェネル『Promising Young Woman(原題)』
デヴィッド・フィンチャー『Mank/マンク』
レジーナ・キング『あの夜、マイアミで』
アーロン・ソーキン『シカゴ7裁判』
クロエ・ジャオ『ノマドランド』
脚本賞
エメラルド・フェネル『プロミシング・ヤング・ウーマン』
ジャック・フィンチャー『Mank/マンク』
アーロン・ソーキン『シカゴ7裁判』
クリストファー・ハンプトン、フローリアン・ゼレール『ファーザー』
クロエ・ジャオ『ノマドランド』
【テレビ部門】
ドラマ部門 作品賞
「ザ・クラウン」
「ラヴクラフトカントリー 恐怖の旅路」
「マンダロリアン」
「オザークへようこそ」
「ラチェッド 」
ドラマ部門 主演女優賞
オリヴィア・コールマン「ザ・クラウン」
ジョディ・カマー「キリング・イヴ/Killing Eve」
エマ・コリン「ザ・クラウン」
ローラ・リニー「オザークへようこそ」
サラ・ポールソン「ラチェッド」
ドラマ部門 主演男優賞
ジェイソン・ベイトマン「オザークへようこそ」
ジョシュ・オコナー「ザ・クラウン」
ボブ・オデンカーク「ベター・コール・ソウル」
アル・パチーノ「ナチ・ハンターズ」
マシュー・リス「ペリー・メイスン」
ミュージカル/コメディ部門 作品賞
「エミリー、パリへ行く」
「The Flight Attendant(原題)」
「THE GREAT ~エカチェリーナの時々真実の物語~」
「シッツ・クリーク」
「テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく」
ミュージカル/コメディ部門 主演女優賞
リリー・コリンズ「エミリー、パリへ行く」
ケイリー・クオコ「The Flight Attendant(原題)」
エル・ファニング「THE GREAT ~エカチェリーナの時々真実の物語~」
ジェーン・レヴィ「ゾーイの超イケてるプレイリスト」
キャサリン・オハラ「シッツ・クリーク」
ミュージカル/コメディ部門 主演男優賞
ドン・チードル「Black Monday(原題)」
ニコラス・ホルト「THE GREAT ~エカチェリーナの時々真実の物語~」
ユージン・レヴィ「シッツ・クリーク」
ジェイソン・サダイキス「テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく」
ラミー・ユセフ「ラミー 自分探しの旅」
ミニシリーズ/テレビムービー部門 作品賞
「ふつうの人々」
「クイーンズ・ギャンビット」
「Small Axe(原題)」
「フレイザー家の秘密」
「アンオーソドックス」
ミニシリーズ/テレビムービー部門 主演女優賞
ケイト・ブランシェット「ミセス・アメリカ ~時代に挑んだ女たち~」
デイジー・エドガー=ジョーンズ「ふつうの人々」
シラ・ハース「アンオーソドックス」
ニコール・キッドマン「フレイザー家の秘密」
アニャ・テイラー=ジョイ「クイーンズ・ギャンビット」
ミニシリーズ/テレビムービー部門 主演男優賞
ブライアン・クランストン「Your Honor(原題)」
ジェフ・ダニエルズ「ザ・コミー・ルール 元FBI長官の告白」
ヒュー・グラント「フレイザー家の秘密」
イーサン・ホーク「The Good Lord Bird(原題)」
マーク・ラファロ「ある家族の肖像/アイ・ノウ・ディス・マッチ・イズ・トゥルー」
助演女優賞
ジリアン・アンダーソン「ザ・クラウン」
ヘレナ・ボナム・カーター「ザ・クラウン」
ジュリア・ガーナー「オザークへようこそ」
アニー・マーフィ「シッツ・クリーク」
シンシア・ニクソン「ラチェッド」
助演男優賞
ジョン・ボイエガ「スモール・アックス(原題)」
ブレンダン・グリーソン「ザ・コミー・ルール 元FBI長官の告白」
ダン・レヴィ「シッツ・クリーク」
ジム・パーソンズ「ハリウッド」
ドナルド・サザーランド「フレイザー家の秘密」