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マライア・キャリー、アフリカン・アメリカン映画批評家協会からイノベーター賞を受賞。

マライア・キャリーがアフリカン・アメリカン映画批評家協会(AAFCA)からイノベーター賞を受賞した。
Photo: AAFCA 2021 via Getty Images

マライア・キャリーが4月7日(現地時間)、アフリカン・アメリカン映画批評家協会(AAFCA)からイノベーター賞を受賞した。リモート開催となった授賞式で、ゲイル・キングやナオミ・キャンベル、リー・ダニエルズやミスティ・コープランドら、友人やコラボレーターから賛辞の言葉の数々を寄せられたマライアは、厳しい幼少時代の生活がより良い人生を目指す原動力となったと涙をこらえながらに語った。

受賞スピーチでマライアは「イノベーターと評価されることは、とても光栄です。なぜなら、私の経験から言えば、唯一の靴に穴があいていて、1日1ドルの生活を送り、食費か地下鉄代かの選択を迫られる状態の時、自分のためのビジョンを信じているのは自分だけですから、イノベート(革新)するしかないのです」「ほかの多くのアフリカ系アメリカ人アーティスト達と同様、私も必要性から、痛みから、苦境から創造してきました。何もないところから作り出すのです。信じるという力以外何もないところからです。それがパワーであり、恩恵であり、究極の解放なのです」と話した。

そして、元夫ニック・キャノンとの9歳の双子が自分にとって最高のイノベーションであり、インスピレーションであると称えたほか、昨年他界した親戚に追悼の言葉を贈った。

ほかにヴィオラ・デイヴィスアイコン賞を受賞したほか、ヴィオラが『マ・レイニーのブラックボトム 』(2020)で共演した故チャドウィック・ボーズマンが主演男優賞、『The United States vs. Billie Holiday(原題)』(2021)のアンドラ・デイが主演女優賞、『Judas and the Black Messiah(原題)』(2021)が作品賞、その出演者であるダニエル・カルーヤとドミニク・フィッシュバックがそれぞれ助演男優賞と助演女優賞に輝いている。

Text: Bangshowbiz