マイケル・ジャクソンの伝記映画『Michael(原題)』の主役にジャファー・ジャクソンが抜擢された。メガホンを取るアントワン・フークア監督が、インスタグラムにマイケルに扮したジャファーの写真を投稿。「マイケル役としてジャファー・ジャクソンをご紹介することを誇らしく思います。本作では、“キング・オブ・ポップ”となった男の旅路を探ります。乞うご期待」と発表した。
ジャファーは、マイケルの兄で、ジャクソン5のメンバーとしても活躍したジャーマイン・ジャクソンの息子。現在25歳で、2019年にはシングル「Got Me Singing」をリリースしている。ジャファーの抜擢を受け、マイケルの母キャサリンさんはこう述べる。「ジャファーは息子を体現しています。彼が、エンターテイナー、パフィーマーとして、ジャクソンファミリーのレガシーを受け継いでいることは素晴らしいことです」
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脚本を手がけるのは、『007 スカイフォール』(2012)や『アビエイター』(2004)のジョン・ローガン。クイーンのフレディ・マーキュリーの半生を描いた『ボヘミアン・ラプソディ』(2018)でオスカーを獲得したグレアム・キングがプロデューサーを務めるほか、マイケルの資産管理団体マイケル・ジャクソン・エステートもエグゼクティブ・プロデューサーとして参加する。
スタジオのライオンズゲートによると、本作ではマイケルの生涯をあらゆる角度から描くとのことだが、晩年物議を醸したプライベートライフについて言及されるかは定かでない。なおマイケル・ジャクソン・エステートは、未成年への性的虐待容疑を否定している。
『Michael(原題)』は2023年中に撮影を開始する予定だという。
Text: Tae Terai
