第93回アカデミー賞で、ハリソン・フォードやブラッド・ピット、ホアキン・フェニックスらがプレゼンターを務める。4月25日(現地時間)に予定されている授賞式は、新型コロナウイルスの影響から通常の会場であるハリウッドのドルビーシアターに加え、ロサンゼルスのユニオン駅と2会場で開催される。
4月12日(現地時間)、主催の映画芸術科学アカデミーがオスカーを授与する役割を担うプレゼンターたちを発表。レネー・ゼルウィガー、ローラ・ダーン、レジーナ・キング、リース・ウィザースプーン、ハル・ベリー、アンジェラ・バセット、ドン・チードル、ブライアン・クランストン、ゼンデイヤ、そして『パラサイト/半地下の家族』のポン・ジュノ監督などが名を連ねている。
スティーブン・ソダーバーグをはじめとする授賞式のプロデューサーたちは、「『映画のようなアワード式典』というアプローチに従い、非常に素晴らしいスターのキャスト陣を揃えました」「ワット数が凄いので、サングラスが必要かもしれません」と声明を出している。当初、候補者たちに対しビデオ通話での参加の「選択肢はない」と伝えていたが、その後にロサンゼルスに移動できない出席者のためにロンドンやパリなどに会場を設けることを明らかにしている。
今年は、『市民ケーン』の脚本家ハーマン・J・マンキウィッツを描いた『Mank/マンク』は作品賞をはじめ、デヴィッド・フィンチャーの監督賞、ゲイリー・オールドマンの主演男優賞、アマンダ・サイフリッドの助演女優賞など10部門で最多ノミネートされている。続く『ファーザー』『ユダ・アンド・ザ・ブラック・メサイア』『ミナリ』『ノマドランド』『サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~』『シカゴ7裁判』が6部門、そして『プロミシング・ヤング・ウーマン』が5部門で候補に挙がっている。
Text: Bangshowbiz