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パンデミック以降、ファッションにはリラックス感や快適さが求められるようになった。引き続きルーズフィットに惹かれる人が多い中、バギーが今年最も人気のあるデニムスタイルとして浮上している。
ルーズフィットなシルエットのデニムは、昨年からストリートやSNSで話題になり、ここ数シーズンのショーでも大注目アイテムとなっている。2021-22年秋冬にはセリーヌ(CELINE)、シャネル(CHANEL)、バレンシアガ(BALENCIAGA)がバギーデニムを発表。翌シーズンにはモリー ゴダード(MOLLY GODDARD)、レジーナピョウ(REJINA PYO)、ピーター ドゥ(PETER DO)らが、新たな視点からリラックスシルエットのデニムを提案。2022-23年秋冬でもバギーなスタイルが多数見られた。
ヘイリー・ビーバー、ジジ・ハディッド、ベラ・ハディッドなど、トレンドをリードするイットガールたちの最近の着こなしから察するに、バギーデニムは、ストリートでも今年の秋の主流になりそうだ。スウェットや白のTシャツ、パデッドジャケットでカジュアルに、テーラードジャケットとスリングバックミュールでオフィスに、そして華やかなトップやシューズでパーティーにと、さまざまなシーンで履きまわせる一本を味方につけて。
ヘイリー・ビーバー/重すぎない絶妙なバランス感覚。
ミッドライズの一本にクロップドトップを合わせ、オーバーサイズのレザーコートを羽織ったヘイリー・ビーバー。この見事なバランス感覚は彼女ならでは。
トレイシー・エリス・ロス/小物づかいでフェミニンさも意識。
ダイアナ・ロスの娘、トレイシー・エリス・ロスは太めのバギージーンズにプラダ(PRADA)のストライプタンク、ホワイトのフラットサンダルを合わせて。バッグやジュエリーなどの小物づかいでさりげなくフェミニンに。
ジジ・ハディッド/変化球デニムで差をつけた週末ルック。
ジジ・ハディッドは、カーゴパンツのディテールを取り入れた変化球デニムを。足もとにはコンバース(CONVERSE)をチョイスして、オフの日にぴったりのカジュアルなルックを完成させた。
リウ・ウェン/バギーonバギーで遊ぶシルエット。
リウ・ウェンが組み合わせたのは、ビッグシルエットのプラダ(PRADA)のボンバージャケット。バギーonバギーでも、マルニ(MARNI)のミニバッグでコーデを絶妙に引き締めた。
ベラ・ハディッド/鍵を握るのはローライズ。
セレブのバギージーンズの着こなしに共通するのは、ローライズであること。ベラ・ハディッドはジップアップトップでほんのり肌見せ。
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Text: Alice Cary, Joy Montgomery Adaptation: Motoko Fujita
From VOGUE.CO.UK
