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大坂なおみとリーバイスのコラボ第2弾が発表。 「私のスタイルを反映した」パーソナルなコレクション。

大坂なおみとリーバイス(LEVI'S)による2回目のコラボコレクションが発表された。「ハナ、クマ」と名付けられたロゴへの想いや、素材・シルエットへのこだわりなど。パーソナルスタイルを反映するライナップの魅力を、彼女のコメントとともに深掘りする。

大坂なおみはテニスプレイヤーとしてはもちろん、クリエイターとしての才能も開花している。コートで鋭いプレイを見せる彼女のインスタグラムは、テニスの画像とともに、カラフルなネイルアートやフォトジェニックなファッション撮影、私服のコーディネート紹介など、ファッショニスタ顔負けのコンテンツがずらりと並ぶ。美的感覚も評価される彼女と、リーバイス(LEVI'S)による2回目のコラボコレクションが発表された。

7月18日(現地時間)に発売スタートした同コレクションは、大坂なおみ本人がすべてスケッチを描き、型にはまらないサイジングやプロポーション、そして斬新なデニムのシルエットを打ち出した。

「私のスタイルはスポーティーとフェミニンのミックスが基本で、今回のコレクションはそれを反映していると思います」と大坂は説明する。アシンメトリーのスカートやクロップド丈のボンバージャケット、ホルタートップ、オーバーサイズコートなどが含まれるライナップはすべてデニム製で、インクルーシブなサイズ展開。「ウェアラブルなアイテムを届けたいと思い、『Naomi '93 Jean』と名付けられたパンツとアーティストコートをデザインしました。マーメイドスカートとホルタートップは、軽快でフェミニンなムード。ボンバージャケットはクールでスポーティな印象です」

どれも大坂のパーソナルスタイルとこだわりが詰まったアイテムばかりだが、中でもお気に入りはオーバーサイズのコートだそう。「実は、このコートは私が最初にデザインした作品で、今年のはじめにサンプルが完成しました。以来、ずっとプライベートでも着ていて、どんなスタイルにも合うんです。Tシャツ、バケットハット、サンダルと合わせて、カジュアルに着るのが好きですね」

愛らしいロゴに込めたメッセージ。

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「ハナ、クマ」と名付けられたロゴにも注目したい。その名の通り、花を持つ愛らしいクマがデニムやボンバージャケットにあしらわれており、「熊のようにタフで、花のように優しい」というコート上とコート外での大坂自身のパーソナリティを表している。このネーミングは大坂にとって、とても重要な意味を持っている。彼女は先月レブロン・ジェームズとともに「Hana Kuma」という自身のメディア会社を立ち上げたばかりなのだ。

「この『ハナ、クマ』のロゴは、ある代理店と膨大な時間を費やして完成させました。何度もワークショップを行い、私のスタイルや個性についてを知ってもらって。それが『ハナ、クマ』のコンセプトにもつながりました。コート上ではクマのように激しく、プライベートでは花のようにソフトで優しい。まさに私自身を映し出すロゴになったと思います」

素材にもこだわり、アイテムは全て100%オーガニックコットン製。今最も重要なアスリートの一人である彼女は、ファッションがコミュニケーションと自己表現の強力なツールであることを明確に理解しており、今回のコレクションでも彼女の新たな一面が示されている。

Photos:  Courtesy of Levi's Text: Kristen Bateman Adaptation: Sakurako Suzuki
From: VOGUE.COM