GUCCI スパンコールドレスにも“盛り”の演出を。
GUCCI(グッチ)から登場したのは、眩いばかりに輝くイエローのスパンコールドレス。一枚でも主役級の存在感だけれど、そこは“盛り”コーデが十八番のグッチ。さらにパール&ビジューロゴのネックレスやメタリックのショルダーバッグをオンして、とことん華やかさを演出した。足もとはホワイトタイツにレトロなレエシューズという、ハズしのテクニックもさすが。
MARC JACOBS ミステリアスに輝くレトロレディ。
春夏のMARC JACOBS(マーク ジェイコブス)は、モデル全員が頭にターバンを巻いたエキゾチックなショーを披露した。ブルーを基調としたグラフィカルなスパンコールドレスを、肌の露出を抑えながら纏った姿は、どこかミステリアスな雰囲気。キャメルのコートを引きずってみたり、サンダルで足先に抜け感を出したりと、意外性に富んだスタイリングにも注目だ。
BOTTEGA VENETA 女性の心をくすぐるエッセンスが凝縮したドレス。
“キラキラ”と“ピンク”という、女性の心をくすぐる2つのキーワードをミックスしたルックを披露したのは、BOTTEGA VENETA(ボッテガ・ヴェネタ)。大胆に空いた胸もとがセクシーなドレスも、上品なカラーをチョイスすれば嫌みなくまとまる。さらに、たっぷりとした大ぶりのスパンコールで上質な華やかさを添えて。
SALVATORE FERRAGAMO 濃紺のスパンコールドレスで、妖艶なレディに。
SALVATORE FERRAGAMO(サルヴァトーレ フェラガモ)のランウェイで一際存在感を放っていたのは、濃紺に輝くロングドレス。大小連なるスパンコーがまるで闇夜に煌めく星のように美しく、ドラマティックなムードを醸し出す。そんな贅沢な一着ながら、腰もとにはさりげなくポケットがあしらわれているという粋な計らいもまた、うれしい。
CAROLINA HERRERA シルバードレスは、美しいシルエットが鍵。
シルバーの総スパンコールドレスは、王道でありながら着こなすのがなかなか難しい一着。だが、CAROLINA HERRERA(キャロリーナ ヘレラ)はそんなドレスも、美しいシルエットを生み出すことで見事に攻略してみせた。ふわりと袖にボリュームを持たせつつ、ウエストにはさり気なく切り込みを入れて。そして、足もとに向けて美しいペンシルシルエットを描けば、柔らかな曲線美が生み出される。ヒールはあえてカジュアルなものをあわせて、足し引きのバランスを。
Catwalk Photos: InDigital Editor: Airi Nakano