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フローレンス・ピュー、バズカットにして「虚栄心を捨て去りたかった」

フローレンス・ピューが、ロマコメ映画『We Live in Time(原題)』の役作りでバズカットにした理由を明かした。

2023年5月、メットガラにて。

Photo: Taylor Hill/Getty Images

今年5月のメットガラで、鮮烈なバズカットをお披露目したフローレンス・ピューヴァレンティノ(VALENTINO)のアンバサダーを務める彼女は、フロントロウやレッドカーペットではポジティブさを前面に出した美しい佇まいだが、スクリーンではむしろ虚栄心を捨てた素の姿をさらす方が心地よいという。

フローレンスは、アンドリュー・ガーフィールドと共演するロマンティックコメディ映画『We Live in Time(原題)』の役作りで長いヘアを思い切りカットし、バズカットにした。「あのルックは意図したものです。虚栄心を捨て去りたかった」と『ラジオタイムズ』のインタビューで明かす。「女性にとっては特にそうですが、ハリウッドはとても艶やかで、観客にとってはその艶やかさが作品を観るうえで妨げとなる。ドレスアップして、完璧なメイクをする必要がないときは、いつもそうした艶やかさをなくすべく主張しています。そのほうが観客には良いから。飾られた虚栄が取り去られると、人が目にするのは私の生の顔だけです」

イギリスのインディーズ映画『レディ・マクベス』(2016)で注目を集め、A24制作のホラー『ミッドサマー』(2019)でブレイクしたフローレンスは、「キャリアの初期の段階から、私はいつも自分のイメージをコントロールしようと闘ってきました」と振り返る。「メイクは薄いほど良い。スクリーンで輝くことがないからです。醜い表情をしても良いと思え、心地よいのです」

『オッペンハイマー』のロンドンプレミアにて。

Photo: Neil Mockford/FilmMagic

グレタ・ガーウィグ監督の『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』(2019)で初のオスカー候補となり、『ブラックウィドウ』(2021)でマーベル作品に初参加と、躍進を続ける彼女はこの後、自身のキャリアで最も大きな作品、クリストファー・ノーラン監督の『オッペンハイマー』に出演する。同作でフローレンスは、主人公オッペンハイマーの愛人で共産党員のジーン・タトロックを演じ、キリアン・マーフィーエミリー・ブラントマット・デイモンロバート・ダウニー・Jr.らと肩を並べて演技を見せる。

Text: Tae Terai