グラミー賞2024から直送! ベスト・ビューティー・ルック8
ラナ・デル・レイのプリシラ・プレスリー風ヘアからオリヴィア・ロドリゴのチェリーコーラリップなど。2月4日(現地時間)に開催された第66回グラミー賞のレッドカーペットから、特に印象的だったベスト・ビューティー・ルックをお届け。※グラミー賞2024のレッドカーペットスタイル集はこちら。
世界最高峰の音楽の祭典であるグラミー賞では、アメリカを代表するミュージシャンたちの才能だけでなく、レッドカーペットで繰り広げられる個性豊かなファッションとビューティーにもスポットライトが当てられる。第66回を迎えた今年もまた、最新トレンドが凝縮されたステートメントルックが披露された。
大胆なネイキッドドレスだけでなくヘアでも熱視線を集めたのは、ドリー・パートンのような超ボリューミーヘアを再現したグラミー賞初受賞のマイリー・サイラス。その他にも、ラナ・デル・レイがロマンティックなリボンを添えたプリシラ・プレスリー風のレトロなムードを、デュア・リパはマーメイドコアを意識したワインレッドのウェーブを作り上げるなど、それぞれのユニークなひねりが光るヘアスタイルが見られた。
南アフリカの新星TYLAは、メイクアップ・アーティストのパット・マクグラスの力を借りて輝く艶肌を完成させた一方、記念すべき13個目のグラミー賞を獲得したテイラー・スウィフトはシャープなキャットアイとレッドリップでクラシックなグラマーを演出。オリヴィア・ロドリゴはこっくりとしたチェリーコーラリップに重点を置き、あとはミニマルに抑えた好バランスのメイクアップを纏った。
周囲と一線を画す芸術性の高いルックで目立ったのは、もちろんドージャ・キャット。シースルードレスの魅力を引き立てる、全身に施されたフェイクタトゥーは圧巻。アイス・スパイスは艶を出したグロッシーなヌードリップを主役に、カールを効かせたオレンジのアフロヘアで彼女らしさを貫いた。音楽だけでなく、ファッション&ビューティー界をも席巻するアーティストたちによるベスト・ビューティー・ルックをもう一度見てみよう。