グラミー賞2024の舞台裏SNAP──テイラー・スウィフトとセリーヌ・ディオン、ジェイ・Zとビヨンセetc.

第66回グラミー賞が2024年2月4日（現地時間）、ロサンゼルスのクリプト・ドットコム・アリーナで開催された。デュア・リパのパフォーマンスで幕を開けた授賞式は、まず司会のトレバー・ノアが、オープニング・モノローグで誰も怒らせることなく、ゲストを楽しませることに成功。

ノアは短いスピーチの中で、メリル・ストリープがノミネート候補者であるマーク・ロンソン（ストリープにとって義理の息子）のデート相手として出席したことなど、見どころを紹介した。さらに彼はSZA（シザ）を賞賛。「SZAほど今年ノミネートされた人はいない。年間最優秀アルバムにノミネートされた8組のうち、7組が全員女性だ。すでに今夜Boygenius（ボーイジーニアス） というバンドが（最優秀オルタナティヴ・ミュージック・アルバムを）受賞しましたが、3人組の女性です」と会場を沸かせた。

会場では、オリヴィア・ロドリゴがレニー・クラヴィッツの隣に座り、テイラー・スウィフトはジャック・アントノフと彼の新妻マーガレット・クアリーと同じテーブルに着席。もちろん、最高のパフォーマンスはステージ上で起こるものだが、客席での台本にないドラマも同じように面白い。ここでは、グラミー賞の舞台裏での最高の瞬間に目を向けてみよう。