LIFESTYLE / CULTURE & LIFE

新たな出会いを盛り上げるのは、豪華コラボのこの曲たち。

出会いの春、トップアーティスト同士のコラボレーションが多発! グラミー賞受賞曲から期待のZ世代まで、フレッシュなケミストリーを感じるプレイリストで、新たな出会いを引き寄せよう。
LOS ANGELES CA  FEBRUARY 10   Lady Gaga and Ariana Grande attend Stevie Wonder Songs In The Key Of Life  An AllStar...
LOS ANGELES, CA - FEBRUARY 10: Lady Gaga and Ariana Grande attend Stevie Wonder: Songs In The Key Of Life - An All-Star GRAMMY Salute at Nokia Theatre L.A. Live on February 10, 2015 in Los Angeles, California. (Photo by Kevin Mazur/WireImage)Kevin Mazur/Getty Images
1.「Emotion」feat. Wild Nothing/モーリー・バーチ

浮遊感漂うインディーポップで春を感じて。

宅録アーティストだったモーリー・バーチは、デビュー後から新進気鋭の正統派シンガーソングライターとして注目されるようになり、最近では、アリアナ・グランデの「Needy」をカバーしたことで話題に。ビリー・ホリデーやニーナ・シモンに影響を受け、しっとり落ち着いたジャズ、浮遊感漂う遊び心あるポップソング、ヴィンテージロックなど、ジャンルを自在に操れるボーカルセンスの持ち主だ。

今年1月には、ジャック・テイタム率いるインディー・ポップユニット、ワイルド・ナッシング(Wild Nothing)と初タッグを組んだコラボレーション楽曲「Emotion」をリリースし、エレクトロニックサウンドでもその実力を発揮している。

2. 「Leave the Door Open」/ブルーノ・マーズ、アンダーソン・パーク、“Silk Sonic”

グラミーアーティストの共演は、オールドスクールなラブソング。

ブルーノ・マーズとアンダーソン・パークというグラミー賞受賞アーティスト同士がバンド“Silk Sonic”を結成し、今年3月に、期待のファーストシングル「Leave the Door Open」をデジタルリリースした。

ブルーノ・マーズ自身が手掛けたミュージックビデオを見れば分かるように、同曲は70年代へタイムスリップしたオールドスクールナンバーだ。オールドスクール熱が再燃する今にピッタリのメロウなトラックに、ロマンチックでスイートなツインボーカルが絡み合い、何度もリピートしたくなる最高に心地良いグルーヴ。極上のラブソングを春の新たな出会いと共に聴いて欲しい。

3. 「Losing My Way」/FKJ & トム・ミッシュ

マルチプレーヤー同士が生み出す極上のハーモニー。

新世代の音楽シーンを牽引するヴィンセント・フェントンのソロプロジェクトFKJと、ギタリストでシンガーのトム・ミッシュの2人がコラボレートし、すでにYouTubeで5000万回以上の再生数を記録している人気曲「Losing My Way」。今年4月に12インチでリリースされ、更なる話題を呼んでいる。

同曲は、FKJの声がけで2016年にベルリンのRed Bull Studiosでレコーディングされた。ループするトム・ミッシュのヴォイスサンプルとギター、FKJがキーボード、サックス、ベースとマルチプレイを見せながら、2人の歌声が奏でるハーモニーが美しく、最高に贅沢な気分にさせてくれる。

4. 「Rain On Me」/レディーガガ、アリアナ・グランデ

世界の歌姫によるコラボレーションの最高峰。

今最もホットなコラボソングと言えば、2021年のグラミー賞で最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス賞を受賞したレディー・ガガとアリアナ・グランデによる「Rain On Me」だろう。同曲は、5月にリリース予定のレディー・ガガの通算6枚目となるアルバム『クロマティカ』に収録されている先行シングルとしてリリースされた。

前向きになれるポジティブな歌詞、2人の個性が輝くパワフルなボーカル、そして、ハードなダンストラックがパワーを与えてくれる。

5. 「Photo ID」(with Dominic Fike)/レミ・ウルフ

Z世代の強力タッグが生み出すフレッシュなダンスチューン。

iPhone12のCMに楽曲が採用されるなど、活躍が目覚ましい新世代のファンキー・ソウルポップシンガーのレミ・ウルフが3月にリリースした「Photo ID」でフィーチャリングしたのが、友人で、Z世代を代表するシンガーでラッパーのドミニク・ファイクだ。

ファンキーなディスコトラックに、子どものように無邪気で汚れのないレミの高音ボイスがフューチャリスティックな世界を作り出し、インテリジェンスなドミニクのラップが程良くクールダウンさせる。トロピカルなダンスチューンは新生活のフレッシュな気分にぴったりだ。

Text: Kana Miyazawa