カルメン・カース / Carmen Kass
1978年9月14日生まれのカルメン・カース(Carmen Kass)は、長く活躍するエストニア出身のモデル。ミラノからエストニアへやってきていた関係者が、スーパーマーケットで14歳のカルメンを見つけスカウト。身長179cm。 同年、カルメン・カースはモデルのキャリアのためミラノを訪れたが収穫は少なかった。しかし、18歳になりパリへ移ると、いきなり数々のエディトリアルにフィーチャーされ、その年に飾った『ヴォーグ』の表紙はアメリカ版、フランス版、イギリス版、イタリア版にわたる。トップデザイナーたちからもラブコールが絶えず、GUCCI(グッチ)やVALENTINO(ヴァレンティノ)、CHANEL(シャネル)、RALPH LAUREN(ラルフ・ローレン)など名だたるショウを制覇した。特にMICHAEL KORS(マイケル・コース)では10年間続けて彼女をキャンペーンに指名している。 2000年に栄えある米『ヴォーグ』誌の「モデル・オブ・ザ・イヤー」を受賞。カルメン・カースは、モデルのなかでもキャリアの長い実力派モデルで、2003年春夏にはグッチのキャンペーン、2005年春夏はフェンディの広告、登場2007年からはマックス・ファクターの顔としても活躍している。 2000年代には母国エストニアで映画に出演。新たなキャリアをスタートさせるなど、ベテランとなった現在でも挑戦を続ける姿勢を見せている。モデル業についてカルメン・カースは「モデル業はすごく自分を高めてくれる」としたうえで、「女優業はモデルにとってもう一歩踏み込んだ感情表現が必要」と語っった。 2012年には「ラグ&ボーン(rag & bone)」初となるバッグの発売を記念し、東京・青山で開かれたパーティーに出席。日本人モデルや俳優と親睦を深めた。 エストニアで最もリッチな女性と言われており、近年は政界にも参入。抜群の知名度を活かして母国のために力を注ぐ。