CELEBRITY / VOICE

&TEAMと振り返る、四季と歩んだ2024年と2025年への抱負

デビュー2周年を迎えた9人組のグローバルグループ&TEAM。グループ初となるアリーナツアーの開催や、新曲、2ndアルバムの発売など、2024年を全速力で駆け抜けたメンバーたちとともに一年を振り返り、2025年に向けた抱負を聞いた。

【YUMA / TAKI / HARUA】

──初のアリーナツアー「2024 &TEAM CONCERT TOUR 'SECOND TO NONE'」を終えた感想はどうですか?

HARUA アーティストとして、より完璧にやり遂げたいという思いが強くなりました。ツアー前と比べて、全員が大きく成長したように思います。

YUMA 本当に楽しかったです!  &TEAMの新しい姿を見せる大切な機会でした。公演を重ねるごとに意欲も増して、できるパフォーマンスの幅も広がった気がして誇らしいです。

TAKI 僕たちがステージを作り上げていくという気持ちが強くなりました。それぞれがやりたいステージやフィーリングをうまく表現しようとしたし、LUNÉ(&TEAMのファンネーム)の前に立つと、ステージがさらに楽しくなりました。

──このツアーで全身に戦慄が走る瞬間がありましたか?

HARUA アリーナが全て埋まった光景は、言葉にならないほど美しかったです。この光景は一生記憶に残して、眺めていられると思いました。

YUMA 最終公演で披露した、「FIREWORK」のステージです。LUNÉとメンバーたちのエネルギー、どちらもとても熱く感じました。

TAKI 「君にカエル(Maybe)」を歌ったときです。LUNÉがライトをつけて、天の川のような風景を作ってくれました。その光景を見ながら、このツアーを終わらせたくないと思いました。

──特に記憶に残っているメンバーのステージはありますか?

YUMA デビュー2周年を記念したファンミーティング「&TEAM 2nd Anniversary [縁 DAY]」でJOのステージを見て驚きました。「青春病」を歌ったのですが、JOの声と完璧にマッチしていて、彼にしかできないステージだと思いました。それ以来、プレイリストに追加して、いつも聴いています。

HARUA MAKIの「Bad Day」のステージです。とても感動しました。普段からMAKIの声が好きなんですが、英語で歌うMAKIの声はまた違った魅力を感じました。

TAKI FUMAくんとKくんたちのダンスステージです。普段は親切で優しいお兄さんたちですが、ステージの上ではとてもかっこよく、セクシーでした。

──ステージ上の姿とは異なり、メンバーたちの可愛い瞬間はありますか?  さっき、お兄さんたちはTAKIがすごく可愛いと言っていました。

TAKI 僕ですか?  嘘じゃないですか?(笑)  最近はFUMAくんが可愛いんですよ。&TEAMのヒーローを担う、強いお兄さんなんですが、視力が悪いんです。ある日、コンタクトレンズを外して、スマホ画面を目のすぐ近くで見ている姿がすごく可愛かったです。

YUMA 僕たちのメンバーは毎日、毎時間可愛いです(笑)。宿舎で朝見たとき、練習しているとき、寝る前の姿まで、全部可愛いです。

──ツアーのフィナーレで新曲発表を予告しました。「十五夜(Jyuugoya)」は、正確にはどんな意味ですか?

YUMA 満月。十五夜のときに見たようなきれいで満ちた丸い月。

TAKI 「LUNÉ」は月という意味もあるんです。一番きれいに見える瞬間という意味でもあります。

──では冬のアルバムである『雪明かり(Yukiakari)』は?

YUMA 降り積もった雪に日差しが反射し、キラキラと輝く様子。

──満月が昇って雪が降ると皆さんの四季が完成するんですね。韓国では満月に願い事をしますが、どんなことをお願いしたいですか?

HARUA 満月に願い事をするのは日本も同じです。僕は東京ドームに立ちたいとお願いしました。

YUMA アリーナツアーを終えたから、次はドームツアー!

TAKI 僕の願いは一生風邪を引かないことです。風邪を引くとスケジュールに穴があき、LUNÉに会える大切な機会が減ってしまうので。

──2024年はアルバムのおかげでいつもよりも季節を身近に感じましたね。

TAKI アルバムのおかげで四季の香りを楽しむことができました。いろんなところでミュージックビデオを撮りながら、季節の変化を体感したことで、普段感じられなかった感覚も目覚めました。

HARUA 春は入学式、夏は旅行というように、季節ごとの思い出が蘇りました。幸せな記憶を振り返りながら、良い気分になる瞬間が多かったです。

YUMA どんな季節もLUNÉと一緒にいたいという思いが芽生えました。

──2023年より成長したと感じる部分はありますか?

YUMA 表現したいことを自分の力でより明確に実現できた瞬間です。難しい音を表現できたときに成長を感じました。

HARUA 2回のツアーを通じて、アイデアと意見をより積極的に出すようになったことです。

──その意見は実現しましたか?

HARUA 初めて耳にピアスの穴を開けました。世の中にはいろんな少年の姿があるので!

TAKI ダンスや歌以上にコンサートの雰囲気を考えたとき、自分が成長したように思います。

──自分たちのコンテンツ「Go ONE!!!」での活躍も見ています。挑戦してみたいコンテンツはありますか?  実際に一番面白いメンバーは誰ですか?

YUMA 放送ではKくんが一番面白いです。メンバー全員で長距離旅行に行ってみたいです。

HARUA みんなでゲームセンターに行ってみたいです。

TAKI 大きなショッピングモールを貸し切って、みんなで鬼ごっこをしたいです。子どもの頃に好きだったバラエティ番組があるのですが、それをやってみたいです。

──挑戦欲がいっぱいですね。今日のような撮影も楽しんでますか?

YUMA もちろんです。初めて撮影したときは、ポーズをとるのが難しかったんですが、今日はたくさん褒めてもらいました。回を重ねるごとに確実に上達している気がします。

HARUA 朝にピラティスとジムに行ってきました。モニタリングしたのですが、今日の自分の顔がとても気に入りました(笑)。

TAKI 雑誌の撮影をすると、LUNÉのみんながいつも喜んでくれるんです。今回も喜んでくれると思います。

──日本で生まれ育った3人にとって、韓国語と日本語は何が一番違いますか?  もしこのインタビューを日本語でするとしたら?

HARUA TAKIは韓国語のほうが上手です!  僕は日本語で話すと、ちょっとやんちゃっぽいかな?  韓国語のときはもう少し大人っぽい口調で、落ち着いているように思います。

TAKI 日本語ではうまく整理できないことがたまにあるんです。

YUMA 僕はギャグや冗談がうまくできないのがちょっと残念です。日本語ではツッコミが得意なんですが、韓国語ではどうすればいいのかわからなくて。

──読者やLUNÉに教えたい日本語の単語はありますか?

YUMA 「まじで!」。本当? という意味ですが、この言葉を使うと、日本語が上手く見えると思います。

TAKI 「春夏秋冬」。僕は&TEAMを象徴する単語を選びました。24年の&TEAMは四季をコンセプトにアルバムを出しているので。

HARUA 「めんどくさい」。とても便利な言葉です。

──デビュー後たくさんのニックネームができましたよね。一番気に入っているあだ名は何ですか?

YUMA ユムニャンイ!

HARUA 「ルア」です。韓国では親しみを込めて、名前を2文字で呼ぶじゃないですか。ルアと呼んでもらえると、なんだかもっと近づいた感じがしてうれしいです。

TAKI 「トンケ(雑種犬、子犬といった意味で、韓国では愛情表現として、子や孫に対して使うことがある)」!  EJくんと僕を合わせて「トンケズ」と言われることもあります。

──「トンケ」ですか?  どうしてそのあだ名がついたんですか。

TAKI 「FIREWORK」のミュージックビデオを撮ったとき、セットの床がとても汚れていたんです。一生懸命撮影しながら、ドロドロに汚れてしまった僕たちを見て。すごく気に入っているあだ名です。

──その姿がとても愛おしかったんでしょうね。「トンカンアジ(トンケと同じ意味の言葉)」は、おばあちゃんが孫に対して使うように、可愛くて大切な存在だということを示す愛称ですから。24年も残すところあと少しになりましたが、年内に達成したいことはありますか?

HARUA 個人的には韓国語の実力を確かめてみたいです。言語感覚はそれなりに自信があるほうなので、実際の試験でどれだけ実力を発揮できるのか気になります。

TAKI 僕もその試験を受けました。4級でした。春から始めた活動が、もう冬へと向かっています。残りの秋と冬、もっといろんな姿を見せられるようにしっかり準備して、四季をかっこよく完成させたいです。

YUMA 24年最後にリリースするアルバム『雪明かり(Yukiakari)』で、より良い成果を出したいです。もうすぐ3年目に入るので。

──それでは、最後に3年目に向けてそれぞれの決意を聞かせてください

HARUA メンバーにはそれぞれ得意なことがあるんです。僕にはまだそれが足りないと感じているので、自分にしかできないことをもう少し考えて、挑戦してみようと思います。

TAKI まだLUNÉたちとたくさん会えていない気がして、いつもくやしい気持ちです。一生懸命活動して、もっとたくさんのLUNÉたち、海外のLUNÉたちにも会いたいです。

YUMA 今まではまだ新人のような気持ちでしたが、3年目からはもう新人ではありません。本物のアーティストとして、結果を出さなければならないし、成長し続けたいと思っています。

【MAKI / NICHOLAS / FUMA】

──まだアリーナツアーの熱気が冷めていないようですね。今も心に焼き付いている曲は何ですか?

FUMA、NICHOLAS 「W.O.L.F.(Win Or Lose Fight)」のステージです!

──誰から理由を話しますか?

FUMA 僕から話しますね。ハイライトパートでどんなジェスチャーをしようか悩みました。ジャケットを脱ぐパフォーマンスに決めたので、トレーニングを一生懸命頑張りました。その甲斐もあり、上手くいったのでとてもうれしかったです。

NICHOLAS 僕は逆に、普段は自由にジェスチャーを入れていたのですが、今回はツアーのために新しい振り付けを考えました。次のツアーでも新しい姿を研究し、お見せするので楽しみにしていてください。

MAKI 僕は「君にカエル(Maybe)」を思い出すと泣きそうになります。

──どうしてそんなに感情が込み上げる曲になったんですか?

MAKI 公演最後のトラック「Scar to Scar」が終わってアンコールの準備をしているとき、客席のLUNÉたちが「君にカエル(Maybe)」を歌い始めたんです。早く準備を終わらせれば、ステージ裏でこの歌を集中して聴けると思い、誰よりも素早く動きました。あの瞬間は一生忘れられません。

──コンサートを通して、新しい意味を見出した曲はほかにもありますか?

FUMA 「バズ恋(BUZZ LOVE)」。かっこいいパフォーマンスを見せる曲だと思っていましたが、コンサートではLUNÉと一緒に歌うパートがあるんです。おかげでより楽しい曲として記憶に残りそうです。

NICHOLAS 「FIREWORK」は、録音したときとコンサートで披露したときの自分を比べると、これまでの成長をすごく感じられます。

──ステージ上で一際かっこよく見えるメンバーは誰ですか?

MAKI JOくんは宿舎とステージ上で全く違う人のようです。コメントするときもそうだし、公演後にホテルに集まってモニタリングしている姿を見ると、さらにかっこいいです。

NICHOLAS FUMAくんのジェスチャーは見るたびに惚れますね。インスピレーションを受けたりもします。

FUMA TAKIです。TAKIが話すと、会場の雰囲気が一気に盛り上がり、その場を明るくしてくれるんです。

NICHOLAS TAKIは生まれながらのユーモアセンスの持ち主です!  TAKIにしかできない何かがあるんですよ。

──10月23日に公開された「十五夜(Jyuugoya)」はどんな曲ですか?

FUMA ファンに向けた僕たちの思いをぎゅっと詰め込みました。季節ごとに新曲を出しながら、LUNÉへの愛がどんどん大きくなっています。LUNÉと一緒ならできないことはないという気持ちで録音しました。初めて挑戦するデジタルシングルなので不安もありますが、ファンたちの反応が一番気になります。

──今回の新曲の見どころを挙げるとしたら?

NICHOLAS 歌詞を注意深く聴いてください。これまでのどの曲よりもLUNÉに向き合いました。

MAKI 「十五夜(Jyuugoya)」は、どこか孤独な雰囲気も感じられます。タイトル曲のブリッジ部分、EJくんと僕が歌うパートでは、思わず涙があふれそうでした。

──この曲を一言で表すなら?

MAKI 願い。LUNÉとずっと一緒にいたいという願いを歌に込めました。

FUMA 見つめる。もうLUNÉとは言葉がなくても、見つめるだけで通じ合い、共感できます。

NICHOLAS 信頼。力強く率直なメッセージを伝えられるのは信頼があるから。もう心配はいらない、十分な信頼を築けたというメッセージを届けたいです。

──2024年は季節ごとに活動されてきましたが、好きな季節はいつですか?

NICHOLAS 夏です!  小学生から中学生まで、夏休みはいつも家族と一緒にアメリカのサマーキャンプで過ごしたのですが、それがとても幸せな思い出です。いろんな人と交流しながら、友達を作る方法も学びました。その経験のおかげで、どこに行っても恐れることなく、すぐなじめるようになった気がします。この冬はいろいろなアイテムでスタイリングするつもりなので、冬も楽しみです。ファッションにすごく関心があるのですが、台湾の冬は気温差があまりなく。一方で韓国はすごく寒いので。

FUMA 僕は子どもの頃から暖かい春が好きです。

──春にまつわる特別な思い出はありますか?

FUMA 春になると家族とキャンピングカーに乗って、よくキャンプに出かけました。子どもの頃はあまり好きではなかったんですが、アニメ「ゆるキャン△」を見てから考えが変わりました。

MAKI 僕は秋が一番好きです。夏は暑いし、冬は寒いじゃないですか。残るのは春と秋ですが、春は虫が多いので。NICHOLASくんと似た理由で、秋はファッションを楽しめるところも好きです。

──&TEAMのメンバーはグルメとしても有名です。カルビタン、ユッケ、カルビチムなど、韓国料理にも本気だと聞きました。最近ハマっている食べ物はありますか?

FUMA マーラータンです。油条や鍋包肉と一緒に食べると最高ですよ。

MAKI お!  すごく気になる。僕は一度も食べたことがないです。

NICHOLAS 僕はおかずがたくさん出てくる韓定食に興味があります。一度は食べてみたいですね。

MAKI 最近、驚くほど美味しいオムライスを食べました。TikTokでふわふわの卵を半分に切ると、とろっとした半熟卵があふれ出る動画を見たんです。そのレストランが日本の宿舎の近くだったので行ってみたら、感動する美味しさでした。動画も撮りましたよ!

──「アイドルスター陸上選手権大会」で良い成績を収めた秘訣は、食事だったようですね。FUMAさんは“ピューマ”というニックネームがつきましたよね?

FUMA 記事を見てびっくりしました。最初は名前の書き間違いかな? と思いました。後でその意味を知って、とても誇らしかったです。ありがとうございます!

──ほかに1位を狙いたい種目はありますか?

FUMA バスケットボールがあれば、NICHOLASとJOが絶対うまくやると思います。

NICHOLAS 僕はガードとポイントガードの両方できますよ!

MAKI 僕はハンドボールですね。小学生のとき、東京代表選手としてプレーしていたんです。そのときはゴールキーパーでした。久しぶりにプレーしたら楽しいと思います。僕、ジャンプ力もすごいんです。お見せしましょうか?

──体力はもちろん、&TEAMが自慢できるポイントは何ですか?

FUMA フィジカル!  メンバー全員背が高くてかっこいいです。

NICHOLAS 自分がこのチームにいていいのかなって思うくらい、みんな本当に素敵なんです。僕たちのキレのあるダンスも自慢したいですね。

──シンクロ度を上げるために呼吸音まで合わせているという噂は本当ですか?

NICHOLAS 「War Cry」のエンディングは、本当に時間をかけて呼吸のタイミングまで揃えました。

MAKI 5カ国語ができるグループというのも&TEAMの武器です。アジアはもちろん、世界中どこに行ってもLUNÉと通じ合えます!

──皆さん語学の才能に恵まれているようですが、韓国語勉強のコツはありますか?

FUMA たくさん会話することです。単語を書いて覚えるだけのときは、なかなか上達しなかったんですが、韓国人の練習生や友達と話すようになって、実力が急に伸びました。

NICHOLAS ドラマや映画もとても役立ちました。

MAKI 僕は先輩たちの歌をたくさん聴きました。歌詞の意味はよくわからなくても、とにかく聞いたまま真似して歌ってみるんです。

──四季を味わいながら過ごした24年は、どのように記憶されそうですか?

NICHOLAS 輝かしく美しい過程でした。その過程を通してチームだけでなく、自分の実力も成長したと感じています。より具体的な目標ができたし、進むべき道もはっきりとしました。

MAKI 自分が誰で、どんな音楽をやりたいのかが明確になりました。音楽に対する気持ちがより真剣なものになったと思います。

──さまざまな経験をする中で、今日のような撮影はどのように捉えていますか?

NICHOLAS 自分自身の姿を最も素直に表せる機会だと感じます。

FUMA 新しい魅力を見つけるチャンスです。普段は着ない服を着ることで、新しいスタイルを発見することもできますし。今日着た短パンもすごく気に入りました!

──ファンがつけてくれたあだ名の中で一番好きなのは何ですか?

FUMA 「ふうちゃん」です。家族が僕を呼ぶときのあだ名なんですが、誰かがそう呼んでくれると、なんだか心が安らぎます。メンバーにもそう呼んでほしいと言っています。

NICHOLAS ニックネームはたくさんありますが、全部好きです。いつだったか空港でファンの方々が僕を「ディディ」と呼んでくれたんですが、家族以外のファンたちにそう呼ばれたのは、不思議な感じがしました。

MAKI 僕は「マッカプリオ」です。

FUMA、NICHOLAS お〜、似合うね。MAKIかっこいい。最高の褒め言葉!

──2024年最後の満月が昇るとき、どんな願い事をしたいですか?

NICHOLAS 僕はいつも同じです。健康でありますように!

FUMA 食事制限をしなくても太らない体質になりますように。

MAKI 来年までにEJくんより背が高くなりますように。

【K / EJ / JO】

──最近、アリーナツアーを成功裏に終えました。ツアータイトル「2024 &TEAM CONCERT TOUR 'SECOND TO NONE'」にはどんな思いが込められていますか?

EJ 絶対に2番目にはならない。ナンバーワンを獲るという思いを込めました。

──今の&TEAMにとって、とても重要なステージですよね?  準備中の心境はどうでしたか?

K 僕たちが目標にしているドームに行くための重要な過程です。以前より大きな会場だったので、とても勉強になりましたね。ただかっこいいステージにするだけでなく、どうすればファンにうまく伝えられるのか、みんなで真剣に考えました。できる限り近づこうともしましたね。

──アリーナツアー以外にも、24年は大事なスケジュールが多かったですよね。その中でも最もワクワクして、うれしかった瞬間は?

JO デビュー2周年記念のファンミーティング「&TEAM 2nd Anniversary [縁 DAY]」です。LUNÉたちも楽しんでくださって、本当に幸せな時間でした。思い出に残るステージになりました。

EJ 今回の「2024 &TEAM CONCERT TOUR 'SECOND TO NONE'」ツアーで初めて登場したとき。ファンの皆さんの歓声がすごく大きかったんです。そのときが一番痺れたと思います。

K 「&TEAM 2nd Anniversary [縁 DAY]」でのFUMAとのステージで、今まで見せられなかったセクシーでちょっと大人っぽい雰囲気を出してみたんです。初めてインイヤーなしでステージに立ったとき、歓声の中で踊りながら鳥肌が立ちました。これまでと全く違う歓声だったんです。

──ライブで&TEAMのエネルギーが最高潮に達する曲はなんですか?

EJ 「FIREWORK」。代表曲であり、エネルギーを最も引き出す曲です。

K まさに。「FIREWORK」にしかないエネルギーがあります。

──ステージでメンバーが特にかっこよかった瞬間はいつですか?

K EJは普段は優しくて温厚な印象なのに、ステージではワイルドなんです。EJとは練習生時代から長い間一緒にやってきたけど、アリーナツアーを経てもっとかっこよくなった!

EJ セクシーさではまだ足もとにも及ばないと思いますが(笑)。自分に足りない部分だと思っていたので、今回のツアーで荒っぽさを少し表現してみようと努力したら、うまくいったみたいです。

JO FUMAくん。自分が表現したいことをしっかりとやり遂げる姿がとてもかっこよかったです。

EJ 初めてツアーをしたときは、1年も経たない間にメンバーの成長が目に見えてわかりました。中でもKくんとJO、彼らのステージにはいつも学びがあります。同じ曲でもメンバーそれぞれが違いを出そうとしたり、成長する姿を見ながら、僕も刺激を受けています。

──EJはリーダーを任されていますね。どんなリーダーとして成長していると思いますか?

EJ 考えを巡らせながら、自分の中に確信もあるけど、行動に移すのが難しいですね。今、そこを自ら克服する過程にいます。

──メンバーたちが一番可愛く見えるのはいつですか?

K 今日、NICHOLASとピラティスをしてきたんですが、ピラティスをしているときがすごく可愛いです。

JO 今韓国では、TAKIがルームメイトなんですが、会話をしていると、突然返事をしないときがあるんです。見ると、携帯を手に持ったまま寝ているんですよ。それが本当に可愛かったです。

EJ TAKIは身長も高くなり、体も男らしくなったけど、時々子どもっぽさが残っているところが見えると可愛いなと思います。TAKIだけの可愛さがあるんですよ。後で会ってみればわかりますよ!

──2024年のシングル計画はファンもみんな知っているところですが、進行状況はどうですか?

EJ 秋のシングル準備が終わり、冬のアルバム準備の真っ只中です。今回も季節に合う曲と、その歌詞やダンスがポイントになるところが多いです。

──四季をコンセプトにアルバムを出し続けていますが、季節を楽しんでいますか?

K ミュージックビデオを季節ごとに撮影しながら、その季節を感じられます。夏はプールに行って一緒に遊んだり、海で何かしたりだとか。「五月雨(Samidare)」のときは、春に合わせて桜の下で踊ったりしました。24年は季節についてたくさん考えたような気がします。23年は気づかないうちに過ぎていったので。

──2年間で本当にさまざまな活動を経験しましたね。ステージ以外では何が一番楽しいですか?

EJ 自分たちのYouTubeコンテンツを撮るのが楽しいです。普段できないことをできるので。射撃サバイバルをやったり、遊びに行ったり。

JO 有名なコメディアンと一緒に撮影するコンテンツがあったんですが、僕が好きな方だったので、徹夜をして朝まで似顔絵を描いてプレゼントしました。それを渡したときに、とても喜んでくださったので、絵は描き続けたいです。

──最近、&TEAMメンバーがハマっている食べ物は?

一同 キムチチム!  最近毎日食べています。

JO その前はユッケとカルビタンだったかな。二人は食べることが大好きで、最近覚えた言葉なんですが、チョプチョプ博士(チョプチョプは咀嚼音で、グルメに詳しい人という意味)なので食べ始めるとみんながそれを真似します。ハズレがありません(笑)。

K 暇さえあれば配達アプリを開きます(笑)。

──「アイドルスター陸上選手権大会」で素晴らしい成績を収めましたが、体力には自信がありますか?  ほかにやってみたい種目は?

JO Kくんが強いです。

K 体力はTAKIに負けるかもしれません。

EJ 僕はアーチェリーがやりたいです。撃つのが好きなので。

──&TEAMであることを誇りに感じる瞬間は?

JO 授賞式で賞をもらったときはもちろん、ステージに立つ度に&TEAMの一員として誇らしいと感じます。

EJ 季節行事で親戚に会ったとき、&TEAMの誰々のファンだと言われると、「うちのメンバーです!」と誇りに思います。

K &TEAMのメンバーはみんな優しいんです。こういった撮影などでスタッフさんたちと初めて会うとき、メンバーたちの態度が良く、礼儀正しい姿を見ると誇らしいですね。

──このようなインタビューでは、日本語と韓国語が飛び交いますが、どんな心構えで臨んでいますか?

JO 知っている単語を思い出しながら話します。難しいです(笑)。

EJ 自分の考えを最大限表せる言葉の中から、適切に選ぼうとします。でも、僕もすごく難しいです。このままだと日本語も韓国語も上手く話せなくなるんじゃないかなって(笑)。

──Kはもう韓国人みたいですね。とても流暢です。

K 僕もまだ難しいですね。でも考えれば考えるほど、話せなくなるタイプなので、自然に話すように努力しています。普段からEJの話し方を真似するようにしたり。EJは韓国語をきれいに話すじゃないですか?  初めて会ったときからEJの韓国語は特に聞き取りやすかったです。

──ハハ、EJは、方言がなく標準語を話しますもんね。

K 田舎出身じゃないの?(笑)

EJ 田舎じゃないよ〜!

──2024年も残すところあと少しになりました。年内に成し遂げたいことはありますか?

EJ 年末は授賞式が多いじゃないですか。日本でも韓国でも。一生懸命活動したので、良い結果が出るとうれしいです。少し期待しています(笑)。

K みんな本当によく頑張ったので、昨年のようにメンバー9人全員で一緒に新年を迎えたいです。JO 小さな願いですが、風邪に気をつけて、9人全員が健康に活動したいです。ステージとスケジュールに最善を尽くせるように。

──今SNSで100日チャレンジが流行っています。100日でチャレンジをするなら何をしてみたいですか?

K 練習生のときは楽曲制作をしていたのですが、デビューしてからはプログラムすら触れてません。最近またやりたいなと思い始めました。練習生時代のレベルまでもう一度やってみたいですね。

JO 僕はプッシュアップを毎日100回ずつ。

EJ 100日間でもう一度日本語を勉強する。

──すべての季節を感じた一年を終えるとき、どんな気分になりそうですか?

JO 24年のように季節をじっくり味わう年はもうないと思います。

EJ 多くのことを学んだ年。デビューしてからの一年間は、目まぐるしい日々でした。24年は一つずつ準備を行いながらツアーをしたことで、どんな心構えで活動すべきかがわかった一年でした。

K 本当にたくさん活動した一年でした。グローバル活動の領域を広げたくて、まずは最初の目標である日本一のチームになることに集中し、努力しました。24年はそんな一年として記憶されそうです。

Photos: Pak Bae Text: Hur Yoon Sun, Kim Jung Hyun Translation: NACO Adaptation Edi

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