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牧場の美味しいチーズに、アレンジを加えて楽しみ尽くす! とろけるモッツァレラやカマンベールの絶品レシピ【サーキュラーキッチン】

神戸で循環型の放牧酪農を営む弓削牧場に注目(さまざまな取り組みは、こちらの記事をチェック)。弓削牧場のチーズはどれもミルク本来のうまみを感じ、日本人好みの絶妙な味のバランスを生み出している。そのままいただいて美味しいのはもちろんのこと、今回は杉山絵美がちょっと一工夫を加えたアレンジレシピを紹介。

キャンプ料理にも最適! グリルドカマンベールチーズの温前菜

「弓削牧場のカマンベールチーズは塩分控えめでとってもクリーミー。そのカマンベールチーズを贅沢にグリルすれば、お酒のすすむ、見栄えも良い温前菜に。キャンプ料理にもおすすめです」と杉山絵美。

【材料】 (調理時間10分、2~3人前)
・カマンベールチーズ 1個
・ブロッコリー 適量
・マッシュルーム 3個
・ミニトマト 5個
・オリーブオイル 大さじ2

【作り方】
1. 小さなフライパンにオリーブオイル大さじ2(分量外)を入れて、切り目を入れたカマンベールチーズ、小分けにしたブロッコリー、マッシュルーム、そしてミニトマトを入れる。
2. 1を中火にかけて、チーズがとろけるまで加熱。(トースターもしくは、230度のオーブンで5分〜7分焼いて焼き色をつけてもよい)
3. 盛り付けしたら、出来上がり!

【ワンポイントアドバイス】
フライパンにオリーブオイルをしっかり塗らないとチーズがフライパンの底に溶けて張り付くので注意。マッシュルームは香りが立つように手で割く。

【アレンジ】
一緒にグリルする野菜は、好きなものを選んでみて。今は芽キャベツやブロッコリーなどの花蕾がついた野菜が美味しい時期。ただし、加熱しやすい食材と加熱しにくい食材を両方同時にいれる場合には、加熱に時間のかかる食材をできるかぎり小さめにカットすると失敗しない。

フライパン1枚でパパッとメインディッシュ。とろけるモッツァレラのポークソテー

「とてもフレッシュで柔らかい弓削牧場のモッツァレラチーズは、サラダにカプレーゼと楽しみ方はさまざま。今回は、ポークソテーの上にアンチョビとセミドライトマトにとろりと溶けたチーズを乗せ、簡単なメインディッシュを作ってみました」と杉山。

【材料】 (調理時間7分、2~3人前)
・ポークフィレ肉(ポークカツレツ用) 6枚
・アンチョビフィレ 2枚
・セミドライトマト 2枚
・小麦粉 適量
・パセリ 適量

【作り方】
1. 豚肉を常温にもどし、手のひらで潰して、少し広げておく。モッツァレラチーズは6枚のスライスにする。アンチョビとドライトマトは、刻んでおく。
2. フライパンにオリーブオイル(分量外)をいれて中火で熱し、軽く小麦粉をまぶした豚肉を入れてソテーする。焼き色がついたら返し、弱めの中火で約2分間焼いて火を止める。
3. 豚肉にドライトマト、アンチョビ、モッツァレラチーズをのせ、中火にかけて蓋をし蒸し焼きにしてチーズが軽く溶けるまで約1〜2分間焼く。
4. 豚肉をフライパンから取り出し、お皿に盛り付けてブラックペッパーとパセリを飾って出来上がり。

【ワンポイントアドバイス】
豚肉にしっかりと火が通っているかを確認するには、両面を焼いたのちフライ返しなどで軽く豚肉を押して弾力があればOK。フレッシュモッツァレラチーズは加熱するとすぐ溶けるのでタイミングを逃さないこと。ちょっととろけるくらいが美味しい。

【アレンジ】
セミドライトマトの代わりにプチトマトを半分に切って入れてもGOOD。また、アンチョビがなければ、代わりに塩麹や塩胡椒、もしくは味噌を塗っても、モッツァレラチーズと味噌の相性が良く美味しく仕上がる。

Photos & Text: Emi Sugiyama Editor: Mina Oba