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オフィスのヘアをアップデート。ミラノ&パリのストリートに学ぶ、“オフィス サイレン”の最新ルック【ファッション賢者たちのヘアアレンジ術】

魅惑的なキャリアウーマンスタイル“オフィス サイレン”が、ベラ・ハディッドなどファッションアイコンの恩恵を受け、トレンドの渦中に。2025年春夏シーズンのパリとミラノのオフランウェイから、モードに締まるヘアアレンジを見つけて。

シニヨンだけじゃない! ミニクリップで遊び心を

Photo: Raimonda Kulikauskiene/Getty Images

ネクタイと白シャツを合わせたかっちりスーツスタイルには、前髪の両サイドをミニクリップで留めてギャップを意識。ブロンドカラーとゆるめのウェーブで軽やかさを加えて。大ぶりのイヤリングを添えて、辛口に仕上げているのも今っぽく見えるカギ。今季のスナップでよく見られたミニクリップは時短も叶えてくれるので、アレンジの引き出しに加えたい。

カーテンバングとも好相性

Photo: Edward Berthelot/Getty Images

小顔効果も狙えるカーテンバング×ロング。こなれ感を演出でき、タイトなペンシルスカートとピンヒールというコンサバルックにもマッチすることを証明している。眉毛よりも長い前髪をサイドに流し、ふんわりボリュームを出しながらソフトな印象に。眼鏡は細縁のシルバーフレームを選んで、重たさを回避。

正統派シニヨンは前髪でニュアンスを

Photo: Christian Vierig/Getty Images

清潔感のあるブルーシャツを引き立てる正統派シニヨン。髪をすべて後ろに流してクリーンに仕上げがちだけど、前髪の毛束をひとつ残して、センシュアルな顔印象に操作。毛先を軽くうねらせて、輪郭をしなやかに見せて。しっかり描いたアイブロウと深紅のリップで知的な顔を一層強調。

知性が滲むサイドパート

Photo: Daniel Zuchnik/Getty Images

デキる秘書感に見紛う、黒縁メガネとオールブラックのニットのセットアップ。重たくならないように髪はシニヨンにまとめてコンパクトに。前髪を「3:7」に分けがちだが、「9:1」くらいの極端なサイドパートにすることで速攻モード顔に。

オールバック風にまとめてマニッシュに

Photo: Claudio Lavenia/Getty Images

「7:3」の割合で分けた前髪を後ろに流したオールバックからは、凛とした女性像が浮かび上がる。とはいえ、前髪を留めたピンがギーク感を生み、今っぽさを醸し出している。根元には暗い色をあえて残しているのも、気取らない雰囲気を生む要因。

Editor: Maki Saijo, Kyoko Muramatsu