緑と水に恵まれた丸の内1-1-1でエネルギーをチャージ
丸の内1-1-1。この東京の象徴とも言えるアドレスこそは、パレスホテル東京が最強のパワースポットとも言われる所以。皇居外苑を望み、東京の中心とは思えないほどの緑と水に恵まれた絶好のロケーションにあって、喧騒とは無縁。パワースポットかどうかの真偽は不明だが、滞在すればここが特別な場所であることが実感できるはず。
前身は1947年開業の国営ホテル「ホテルテート」。1961年にパレスホテルとなり、半世紀以上にわたって東京を代表するホテルのひとつとして愛されてきた。2012年の全面リニューアルの際に「パレスホテル東京」に改名。ゆったりとくつろいでほしいと、全室45㎡以上の広さを確保し、2022年にはプレミアスイート6室が追加されて、スイートのカテゴリーは18室になった。以前より熱烈ファンの多かったパレスホテル東京だが、パワーアップして 着実にファンを増やし続けている。
皇居外苑の緑を借景に
ブランドコンセプトは「美しい国の、美しい一日がある」。美を求めるには最高のホテルだ。周囲の自然をモチーフにしながら、それらと調和するモダンでラグジュアリーな空間が、そこに足を踏み入れた途端に一気に休日モードへと誘う。館内に点在するおよそ720点ものアートは、それぞれに見応えがありつつ、見事にインテリアと調和している。スタッフに伴われ、エレベーターへと向かうと、そこはかとなく漂うオリジナルアロマのいい香りに肩の力が抜けてくる。アースカラーでまとめられた客室も居心地がよい。ウエルカムスイーツは皇居外苑の緑を借景に、心地よい風を感じるテラス席でいただくのが正解だ。
エビアン スパ 東京で心と身体を開放して
美に直結するのは、フランス・レマン湖畔のセレブご用達の「Evian Resort」の施設のひとつとして知られるスパ。日本では唯一パレスホテル東京のみで体験できる。本店同様、水を通じての健康をテーマに東京のみにカスタマイズされたメニューが20前後。加えてシーズナルメニューも用意されている。今のシーズンは、夏前のボディを整える「ラディアンス ボディ スクラブ アンド トリートメント」がおすすめとのことで早速体験した。サウナとリラクゼーションルームでたっぷりとリラックスしてから望んだ、熟練のセラビストの施術は、まさに夢心地だった。
2日間でホテルライフを完全に満喫するためには、15時のチェックイン前、もしくは12時のチェックアウト後にスパを予約しておく。開始30分前には到着して、サウナやバス、リラクゼーションルームでゆったりしてから施術に臨むのがベスト。滞在中に、20mの屋内温水プールとジャグジー、最新のマシンを備えたジムに加えて、宿泊者限定のモーニングヨガというフルコースを体験できれば、身体のチューニングは完璧だ。
朝食は気のいい流れを感じるテラス席へ
朝食はインルームダイニングも可能だが、ぜひオールデイダイニング「グランド キッチン」へ。和食も人気で、多くのゲストが注文していたが、個人的にはブッフェがお気に入りだ。「食のパレス」と称されるクオリティの高さで、ベーカリーやチーズ、野菜やフルーツの種類も豊富。何を食べても満足できる。天気がよければ、気の流れのよいテラス席やガーデンルームを選びたい。
パレスホテル東京で、特筆すべきは、スタッフの対応の素晴らしさだ。ほどよい距離感での行き届いたサービス、洗練された立ち居振る舞い、ナチュラルな笑顔や挨拶など、ストレスフリーで過ごすために不可欠な要素をすべて備えている。素晴らしいホテルライフに大いに癒されて、帰る頃には心からの笑顔を取り戻し一段と輝きも増しているはずだ。
パレスホテル
場所/東京都千代田区丸の内1-1-1
Tel./03-3211-5211
https://www.palacehoteltokyo.com/
Photos: Courtesy of Palace Hotel Text: Yuka Kumano Editor: Mayumi Numao