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オルセン姉妹、ボブ・サゲットの葬儀で「フルハウス」キャストに感謝していた

オルセン姉妹は「フルハウス」のスピンオフドラマに出演せず、キャストとの確執も伝えられたが、ボブ・サゲットの葬儀で共演者たちに感謝を伝えていたという。
Photo: J. Lee/FilmMagic

90年代に人気を博したファミリードラマ「フルハウス」で、子役として二人一役で末っ子のミシェルを演じたアシュレーメアリー・ケイト・オルセン姉妹。その後2人はエンターテイメントの世界から引退、スピンオフ作品「フラーハウス」にも参加しなかった。そのため一部キャストとの間に確執を伝えられたが、昨年亡くなったボブ・サゲットの葬儀で、2人はかつての共演者たちに感謝の言葉を伝えていたようだ。

姪っ子たちを愛するロックな叔父、“ジェシーおいたん”を演じたジョン・ステイモスが、ハワード・スターンのラジオ番組で「2人がボブの葬儀に来たんだけど、すごく美しい瞬間があった」と明かした。近年注目を避けているオルセン姉妹は、葬儀でスピーチを行わなかったが、個人的に話す場を設けたそうだ。「僕らを集めて、『皆が大好きで、自分たちも子ども時代を愛おしく感じています。皆さんに感謝しています。あの8年間を私たちにとって美しいものにしてくれてありがとう。大切な思い出がたくさんあります』と話してくれたんだ。僕らがまさに欲しい言葉だった」と振り返った。

Photo: ABC Photo Archives/Getty Images

「フルハウス」は、妻を突然亡くした3児の父ダニー・タナーが、妻の弟ジェシーと親友ジョーイの力を借りながら、子育てに奮闘する姿を描くシットコム。1987年から1995年まで8シーズンにわたって放送された。ダニー役のボブ・サゲットは、2022年1月にスタンダップコメディのツアーで滞在していたホテルで逝去。65歳だった。

当時オルセン姉妹はメディアを通じて声明を発表。「ボブは愛すべき人で、情熱と寛大さの人でした。彼がもう私たちのそばにいないことに深い悲しみを感じていますが、彼はこれからもこれまで同様、紳士的な姿で私たちとともにいてくれることでしょう。彼のお嬢さん方、奥様、そしてご家族にお悔やみ申し上げます」としていた。

Text: Tae Terai