長い係争の末、昨年11月にカニエ・ウェストとの離婚が成立したキム・カーダシアン。カニエは離婚に至るまで、第一子を中絶するつもりだったと選挙集会で告白したり、キムと母クリス・ジェンナーを非難するツイートを連投したりと暴走を繰り返した。そんな元夫に振り回されたキムが、リアリティ番組「カーダシアン家のセレブな日常」で苦しい心境をついに明かした。
「カニエとの間にはいろいろあったし、今もメディアで取り上げらえれている」と語るキムは、カニエの言動には沈黙を貫いているという。「カニエとのメールは全てネットに出ていると思う。私自身は対処できてるけど、ママのことは心が痛む。いろんなことに対処しなければいけなかったから」と母クリスに申し訳なさを感じていると明かした。「カニエが私たちについてひどいことを言っても、決してコメントしないし、何も投稿しない。ママや(セックス)テープについても。ウソや作り話には一貫して黙っている」
また、かつて流出したセックステープをネタにカニエから嫌がらせを受けていることも告白。「彼は(セックス)テープのことで私を見下してる。わざわざ持ち出して世間に思い出させた。彼の悪ふざけは、いつか子どもたちを傷つけることになる。私のテープよりもね。だから私は何も言うことができない。いつか子どもたちも、私の選択が正しかったとわかってくれる日がくると思う。彼らにとって最善の方法だとね」
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カニエとの間に9歳の長女ノース、7歳のセイント、5歳のシカゴ、4歳のサームと4人の子どもをもうけたキムは、それでも子どもたちの前ではカニエを悪くは言わないと話す。「最悪なことがあっても、車で子どもたちがパパの音楽を聴きたいと言えば、いつでも『パパは最高よね!』と言って音楽をかけて一緒に歌う。心の中は死んでいても、私は子どもたちのパパにとって一番のチアリーダーだから。大きくなるまではね。子どもたちの質問にはなんでも答える。でも辛すぎる」
またカニエが、結婚中にキムはドレイクと浮気をしているをウワサを流して非難したことや、楽曲やインタビューなどでキムについて触れる際に許可を求められることがなかったと振り返る。「私を守ってくれるはずのカニエは、今も守護者だと触れまわってるけど、彼がいちばん私を傷つけている」「私は悪いことやネガティブなことは言わない。疲れ果てたと言うことすら罪悪感を覚える。もう本当に疲れ果ててるのに!」
Text: Tae Terai

