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マイリー・サイラス、ブルーノ・マーズの楽曲盗用疑惑を否定

マイリー・サイラスが、ブルーノ・マーズの楽曲盗用で訴えた投資会社に対し、訴訟却下の申し立てを行った。
Photo: Allen J. Schaben/Getty Images

グラミー賞を初めて受賞した「Flowers」が、ブルーノ・マーズが2013年にリリースした「When I Was Your Man」に酷似しているとして、楽曲の権利の一部を保有する投資会社から9月に提訴されたマイリー・サイラス。11月20日(現地時間)に盗用疑惑を否定し、訴訟の却下を申し立てたそうだ。

マイリーを訴えたのは、「2020年頃」にソングライターのフィリップ・ローレンスのカタログを獲得し、ローレンスが携わったブルーノの楽曲の著作権の一部を所有するテンポ・ミュージック・インベストメンツ社。多くの人が、「Flowers」のリリース時に「When I Was Your Man」との間に「著しい類似性があると認識」したと主張。特に冒頭部分が酷似していると指摘し、「メロディやハーモニー、歌詞の要素において、数多く重複がみられる」「2曲の類似点の組み合わせと数から判断すると、『When I Was Your Man』がなければ『Flowers』は存在しなかったであろうことは否定できない」とし、9月16日(現地時間)にロサンゼルスの裁判所にて提訴していた。

「When I Was Your Man」は、ローレンスとともにアリ・レヴィンとアンドリュー・ワイアットが共同で手がけたが、後者2人は訴訟に関わっておらず、ブルーノ本人も原告に名を連ねていない。『ピープル』が入手した法廷文書によると、マイリーの弁護士は、「著作権侵害で訴訟を起こせるのは権利を単独で所有している者だけである」と主張。「譲受人は共著者の一人に過ぎないため独占権を持たず、侵害で訴える権利を持たない」としているようだ。

テンポ・ミュージック・インベストメンツ社は、マイリーだけでなく、作曲したソングライターのグレゴリー・ハインとマイケル・ポラック、販売に関わるソニー・ミュージック・パブリッシングやアップル、ウォルマート、ターゲットらも提訴。「Flowers」の販売や公の場での演奏の禁止、また金額は明らかになっていないものの、損害賠償も求めているという。

Text: Tae Terai

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