セレブの間でも人気。今が旬のヌーディピンクリップ
主張しすぎない穏やかで肌なじみのいいカラーが、今季もメイクトレンドの一つに。なかでも、上品さとフレッシュ感が同居するヌーディで艶のあるピンクは、各ブランドの新作リップにも多く見られたホットなカラーだ。白みと青みをさりげなく含んでいるのが、今季らしいピンクの特長のよう。
華やかに装ったセレブの姿に注目が集まるゴールデングローブ賞でも、マーゴット・ロビーやテイラー・スウィフト、フローレンス・ピューなどがこぞってピンクリップをつけていたのが印象的だった。つやんとミルキーに発色するピンクリップは、これから始まるバレンタインシーズンにも重宝すること間違いなし。3Dな艶感とまろやかな発色で唇の美しさを際立たせつつ、きちんと華やかさも演出してくれるから、メイクに甘さをプラスしたいときや表情で愛を伝えたいときに味方になってくれるはず。なかでもおすすめの新色をピックアップしてお届け!
THREE ミルキーなベビーピンクで唇を染め上げて
目もと、チーク、リップとマルチに顔を彩るプレイフルなTHREE(スリー)のカラーバームは、メイクの楽しさを教えてくれるアイテム。指でやさしくぼかすようになじませると、パウダーな質感へと変化するのも面白い。ミルキーなベビーピンクの02は意外とどんな肌トーンにもなじんで自然な血色感へ。目もとやチークにもふわりとなじませれば、上気したような熱っぽい表情をつくりだすことができる。溶け込むような色づきのため、カジュアルな雰囲気に仕上げたいときにも重宝する。
アディクション ビターな甘さで洗練の唇に
落ちないリップとして定評のあるアディクション(ADDICTION)から、ハイブリットなティントリップがデビュー。透明感のある水ツヤ質感と澄んだ発色を実現し、素の唇と一体化するように色づくのが特長だ。グロスのような軽やかさを求めながらも、ロングラスティングは譲れないという人に最適。「Rosy Pink」はまろやかで甘さ控えめのピンク。媚びない甘さが欲しいときに身に着けたい。塗布後数分で唇に定着し、カップにも一切色移りしないほどフィット感抜群なので、キスシーンにももってこい。
シャネル 少女のようにピュアなライトピンク
リップバームのように手軽に塗れる透け発色と、とろけるような塗り心地が魅力のシャネル(CHANEL)のルージュ ココ ボーム。とことんピュアな愛らしいピンクのNEWカラーは、唇のトーンをほんの少しアップさせ、透明感を引き上げる。塗り重ねることで発色に深みが出るため、好みの仕上がりに調整できるのもポイント。デート中にささっと塗り直しできるのがうれしい。
エスティローダー 大人にうれしい微糖ピンク
エスティ ローダー(ESTEELAUDER)のシグネチャーアイテムとして人気だった名作リップスティックがこの春進化。自然由来のオイルを3種配合することで叶えたなめらかさと保湿力で、唇そのものに潤いと栄養を与えなえら、長時間ふっくらとした状態をキープ。ロングウェア処方のためなんと最長10時間も発色を保ち、完成度の高い唇を維持することができる。落ち着いたローズピンクの855はモダンなマット質感で、上品な印象を纏いたいときにおすすめ。
ゲラン オイルのツヤで甘やかな潤いを
フレンチハニーを美容成分としてふんだんに盛り込んだオイルリップ。プロポリスによるプランプ効果やロイヤルゼリーによる保湿効果など、乾燥しがちな唇をふっくら若々しく見せるスキンケア力を期待できる。唇のpHに反応し、ほのかな色でやさしく染め上げるため仕上がりは極ナチュラル。青みを感じるポップなローズの「458」は、今季のトレンドに特にマッチしているので注目を。
インウイ 熟れたローズで大人の色香を放って
持って生まれたその人らしさを引き出すメイクを提案するインウイ(INOUI)。光を集めて立体感を強調し、自然な血色感をプラスオンする薄膜のフォーミュラがくすみがちな唇を魅力的に彩ってくれる。8時間クリアな発色が続くので、夜のデートでも安心。ロージーなくすみピンクで大人の余裕を演出したいときに。
YSL ツヤが弾けて、むっちりフレッシュ!
触れた瞬間にオイルのツヤがあふれ出し、ときめくような心地よさで包み込んでくれるイヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT)の新リップはツヤ好きにはたまらない一品。シアーかつ軽い色づきで、唇そのものを美しく見せる効果あり。甘酸っぱい果実のようなジューシーなピンクを、キスを誘いたいデートでぜひ纏って。
Text: Misaki Kawatsu Editor: Rieko Kosai