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ウィリアム皇太子、キャサリン皇太子妃の誕生日に愛のメッセージを綴る

1月9日(現地時間)に43歳の誕生日を迎えたキャサリン皇太子妃に、ウィリアム皇太子がソーシャルメディアでパーソナルなメッセージを投稿。困難な1年を振り返り、妻への愛を綴った。
Photo: Samir Hussein/Getty Images

激動の1年を経て、1月9日に43歳の誕生日を迎えたキャサリン皇太子妃。ケンジントン宮殿のソーシャルメディアでは、ウィリアム皇太子が彼女に宛てたメッセージを投稿。イギリス王室専属のフォトグラファーであるマット・ポーテウスが撮影したモノクローム写真に「最高の妻であり、母であるキャサリンへ」とキャプションを添え、こう続けた。「この1年、あなたが見せた強さには目を見張るものがありました。ジョージ、シャーロット、ルイ、そして私はあなたのことをとても誇りに思っています。お誕生日おめでとう、キャサリン。私たちは皆、あなたを愛しています」

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皇太子にしては珍しくパーソナルなメッセージだが、キャサリン皇太子妃ががんと診断されてから夫妻が新たに見せてきた親密な一面に通じるものがある。2024年6月、皇太子妃がトゥルーピング・ザ・カラーへの出席を発表した際も、彼女は自身の治療経過について率直に報告。ウィンザーの自宅アデレード・コテージ近くで撮った写真とともに、その胸の内をこう明かしていた。「化学療法を受ける人なら誰でも知っているように、良い日も悪い日もあります。体調の悪い日には弱さや疲れを感じ、体を休めなければなりません。しかし、調子の良い日、気持ちが強く感じられる日は、調子が良いことを最大限に生かしたいと思うものです」

2024年夏、治療経過を報告した際に公開された一枚。

Photo: Matt Porteous

2025年はウェールズ夫妻にとってどんな年になるのだろうか? キャサリン皇太子妃はロイヤル・アスコットからリメンバランス・サンデーに至るまで、主要行事のほとんどに出席すると予想されている。とはいえ、例年よりも公務の数を控え、バークシャーやノーフォークといった静かな場所で子どもたちとできるだけ多くの時間を過ごしながら、完全治癒に専念するともみられている。一方、チャールズ国王カミラ王妃は4月9日に結婚20周年を迎えるため、ウェールズ夫妻も内輪でのお祝いに参加するだろう。

また、長男のジョージ王子は9月から中学生になるが、彼が父親の足跡を辿りイートン校に入学するのか、それとも噂されているようにデイスクールに通うのかはまだわからない。デイスクールへの進学を選ぶとなると、代々受け継がれる伝統とは異なる道を歩むことになるが、ウェールズ夫妻が王室を新しい方向に導くことに熱心であることは明らかだ。

昨年ケープタウンで開催されたアースショット賞授賞式に集まった記者たちに、ウィリアム皇太子は「私はこれまでとは違ったやり方で物事を進めようとしているとしか言いようがありません。私は私の世代のために、そうしているのです」と語っていたが、2025年に一家がどういった活動をするのか、引き続き温かく見守っていきたい。