第30回SAG賞(全米映画俳優組合賞)のノミネーションが、1月10日(現地時間)に発表された。昨年のストライキでも注目を集めた全米映画俳優組合が主催する同アワードは、受賞作品がアカデミー賞と重なることが多いことから、前哨戦として重要視されている。
映画部門で最多ノミネーションを獲得したのは、昨年夏に旋風を巻き起こした『バービー』とクリストファー・ノーラン監督の『オッペンハイマー』で、ともに4部門で候補入りした。作品賞に当たるキャスト賞には、両作のほか『American Fiction(原題)』、『カラーパープル』、『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』がノミネートされている。
テレビ部門では、ファイナルを迎えた「メディア王~華麗なる一族~」がブライアン・コックスとキーラン・カルキン、マシュー・マクファディンが3人同時に男優賞に候補入りするなど、最多5ノミネートでトップに立った。ゴールデン・グローブ賞に続き、有終の美を飾ることができるか注目が集まる。これに続くのが「テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく」と「一流シェフのファミリーレストラン」、「THE LAST OF US」で4部門で候補入りした。
第30回SAG賞(全米映画俳優組合賞)の授賞式は2月24日(現地時間)に開催され、史上初めてNetflixが世界でライブ配信を行う。
第30回SAG賞(全米映画俳優組合賞)のノミネート
【映画部門】
キャスト賞
『American Fiction(原題)』
『バービー』
『カラーパープル』
『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
『オッペンハイマー』
主演男優賞
ブラッドリー・クーパー『マエストロ:その音楽と愛と』
コールマン・ドミンゴ『ラスティン:ワシントンの「あの日」を作った男』
ポール・ジアマッティ『The Holdovers(原題)』
キリアン・マーフィー『オッペンハイマー』
ジェフリー・ライト『American Fiction(原題)』
主演女優賞
アネット・ベニング『ナイアド ~その決意は海を越える~』
リリー・グラッドストーン『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
キャリー・マリガン『マエストロ:その音楽と愛と』
マーゴット・ロビー『バービー』
エマ・ストーン『哀れなるものたち』
助演男優賞
スターリング・K・ブラウン『American Fiction(原題)』
ウィレム・デフォー『哀れなるものたち』
ロバート・デ・ニーロ『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
ロバート・ダウニー・Jr.『オッペンハイマー』
ライアン・ゴズリング『バービー』
助演女優賞
エミリー・ブラント『オッペンハイマー』
ダニエル・ブルックス『カラーパープル』
ペネロペ・クルス『Ferrari(原題)』
ジョディ・フォスター 『ナイアド ~その決意は海を越える~』
ダヴァイン・ジョイ・ランドルフ『The Holdovers(原題)』
【テレビ部門】
アンサンブル賞(ドラマシリーズ)
「ザ・クラウン」
「ギルデッド・エイジ -ニューヨーク黄金時代-」
「THE LAST OF US」
「ザ・モーニングショー」
「メディア王~華麗なる一族~」
男優賞(ドラマシリーズ)
ブライアン・コックス「メディア王~華麗なる一族~」
ビリー・クラダップ「ザ・モーニングショー」
キーラン・カルキン「メディア王~華麗なる一族~」
マシュー・マクファディン「メディア王~華麗なる一族~」
ペドロ・パスカル「THE LAST OF US」
女優賞(ドラマシリーズ)
ジェニファー・アニストン「ザ・モーニングショー」
エリザベス・デビッキ「ザ・クラウン」
ベラ・ラムジー「THE LAST OF US」
ケリー・ラッセル「ザ・ディプロマット」
サラ・スヌーク「メディア王~華麗なる一族~」
アンサンブル賞(コメディシリーズ)
「アボット エレメンタリー」
「バリー」
「一流シェフのファミリーレストラン」
「マーダーズ・イン・ビルディング」
「テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく」
男優賞(コメディシリーズ)
ブレット・ゴールドスタイン「テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく」
ビル・ヘイダー「バリー」
エボン・モス=バクラック「一流シェフのファミリーレストラン」
ジェイソン・サダイキス「テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく」
ジェレミー・アレン・ホワイト「一流シェフのファミリーレストラン」
女優賞(コメディシリーズ)
アレックス・ボースタイン「マーベラス・ミセス・メイゼル」
レイチェル・ブロズナハン「マーベラス・ミセス・メイゼル」
キンタ・ブランソン「アボット エレメンタリー」
アヨ・エデビリ「一流シェフのファミリーレストラン」
ハンナ・ワディンガム「テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく」
男優賞(ミニシリーズ&テレビ映画シリーズ)
マット・ボマー「Fellow Travelers(原題)」
ジョン・ハム「FARGO/ファーゴ」
デヴィッド・オイェロウ「Lawmen: Bass Reeves(原題)」
トニー・シャルーブ「Mr. Monk's Last Case: A Monk Movie(原題)」
スティーヴン・ユァン「BEEF/ビーフ ~逆上~」
女優賞(ミニシリーズ&テレビ映画シリーズ)
ウゾ・アドゥーバ「ペインキラー」
キャサリン・ハーン「ちょっとステキな物語」
ブリー・ラーソン「レッスン in ケミストリー」
ベル・パウリー「正義の異邦人:ミープとアンネの日記」
アリ・ウォン「BEEF/ビーフ ~逆上~」
Text: Tae Terai