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2025年の春のネイルカラーのトレンドを総括! ベビーブルーやライラックなど、普遍的に愛されるパステルカラーはもちろん外せないが、今年の春はそれだけでは終わらない。ドラマチックなクローム、鮮やかなマゼンタ、ダークチェリーコーラ、そして真珠のような輝きを放つシマーなど、意外な色合いが注目されている。さらに、“ビューティー×フード”のトレンドを取り入れたネイルも再び話題になるかもしれない。
バターイエロー
目新しさはないものの、春の定番であるパステルカラーが愛され続けるのには理由がある。セレブ御用達のネイルアーティスト、ゾラ・ガンゾリグトは、気温が上がり始めたらこうした柔らかい色合いを取り入れるのがおすすめだと話している。彼女が特に気に入っている色の一つが「バターイエロー」だ。ミュートなニュアンスのイエローなら、グッチ(GUCCI)の「ヴェルニ ア オングル 218」、さらに、より鮮やかで光沢感のあるイエローならシャネル(CHANEL)の「ヴェルニ ネイル エナメル 129」が理想的とガンゾリグトはアドバイス。
偏光パール
セレブ御用達のネイルアーティスト、ホリー・ファルコーネは、この春のネイルにパールのようなツヤ感のある仕上がりを取り入れている。ほんのりシマー感をプラスすることで、シンプルなネイルが上品に仕上がるだけでなく、単色でも好みのネイルカラーと組み合わせても楽しめる。ファルコーネは「偏光パールのトップコートを重ねることで、どんなカラーでも魔法のようなヴェールがかかった仕上がりになる」と話している。彼女のおすすめは、オーピーアイ(OPI)の「S013 グレイズド ン アミューズド」。ほんのりピンクのニュアンスを加えつつ、パールのような上品な輝きをプラスしてくれる。
プラチナクローム
ネイリストのブリトニー・ボイスによると、人気のプラチナクロームは「ドーナツグレーズとシルバークロームがミックスしたような」カラー。今春もこのカラーのトレンドは続くと予想しており、ボイス自身も「これに夢中なの」だそう。ネイルの予約を取る時間がない、というご心配は無用。ジェルネイルをしなくても、メタリックなクローム風のマニキュアを使えば同じような仕上がりが楽しめる。
サニーオレンジ
この春に取り入れたいもうひとつのパステルカラー(そしてガンゾリグトのお気に入り)として、温かみと深みをプラスしてくれるライトオレンジがある。落ち着いたタンジェリンカラーや明るいイエローオレンジなど、春の訪れがますます楽しみになるような楽しい色合いだ。
チェリーレッド
レッドネイルは季節を問わず活躍するが、ファルコーネはこの春にこそ取り入れたいと話している。鮮やかでありながら遊び心があり、軽やかさも感じられる赤は、まさに理想的なカラーだ。この春は、ピンクのニュアンスが加わった鮮やかなレッドやネオンカラーのようなニュアンスを持つビタミンレッドなど、より明るいトーンを選んで。
ソフトピンク
バービーフィケーション(映画『バービー』(2023)が火をつけたトレンド)の影響もあり、ボイスは「ピンクは今、完全に流れがきている」と話す。特に「柔らかくて明るいピンクが大好き」なのだそう。白みの強いソフトピンクはヌーディに仕上がり、指先を可憐な桜色に彩ってくれる。
ロマンティックなラベンダー
日常のささいなことにもロマンを感じるのは素敵なことだ。普段の生活でも、ネイルのような小さな楽しみでも同じだ。そんなドリーミーな雰囲気を最も表現してくれる色がラベンダーだ。ガンゾリグトは、この幻想的な色が今シーズンの春ネイルの定番カラーとして引き続き人気を集めるだろうと話している。
クリーミーなペールブルー
これは単にブルーベリーミルクのネイルをリブランディングしたものだと言う人もいるかもしれないが、間違いなく最も春にふさわしい色の一つ。ファルコーネは、このミルキーなブルーカラーに偏光パールのトップコートを重ねてきらめきをプラスするのがお気に入りだ。
モカ・ムース
パントーンの2025年のカラー・オブ・ザ・イヤーを参考に、ネイルアーティストのクイニー・グエンは、2025年春にはブラウン系の色合いが多く登場すると予測している。どこか美味しそうで温かみを感じるモカ・ムースの指先は、春の軽やかなルックのアクセントになりそう。
まろやかなピスタチオ
グエンは気温が暖かくなり始めるころにぴったりな落ち着いたグリーンの色合いを選ぶことを推奨している。グレーを含んだパステルグリーンなどくすみ系カラーが気分。
ダークチェリーコーラ
深い色味は冬の寒い季節だけのものではない。ネイルアーティストのジュリー・カンダレックは、深みのあるチェリーコーラのネイルが今春も引き続き流行すると予測している。
クラシックオレンジ
「春には鮮やかなオレンジ色が欠かせません」とグエンは言う。これは、はっきりとした鮮やかなオレンジカラーを指しており、上記のチェリーレッドと同じように高揚感にあふれるビタミンカラーの一つだ。
ミスティックモーヴ
グエンが、「控えめで女性らしい色合いのミューテッド パープル」と表現するミスティックモーヴは、2025年春にぴったりの美しいニュアンスカラーだ。
メタリックピンク
カンダレックのお気に入りは、シャネルの「ヴェルニ 191」。春にぴったりの魅力的な色であり、注目を集めること間違いなし、と話す。「ぱっと目を引くメタリックピンクで、視線を確実に引きつけます」。大胆なマゼンタカラーととグレイズドな贅沢な輝きが特徴だ。
Text: Audrey Noble Translation: Rieko Kosai
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