2025年春夏新作クッションファンデーションの傾向
リキッドやパウダリーなどほかのファンデーションと比較しても、カバー力や保湿力を兼ね備えているタイプが増えてきているクッションファンデーション。今季の新作は、内側から光を感じさせるような透明感のある艶肌に仕上げるタイプが充実。ピックアップして検証した5品も、艶を意識した実力派ばかり。仕上がりの艶めき度のほか、肌ノイズのカバー力、スキンケア効果としての保湿力、そしてロングラスティング力を評価した結果をお届け。
ナーズ 光を利用した透明感続くカバー力
光の反射に着目し、透明感を高めながらシミや毛穴など気になる肌悩みをぼかしながら隠すナーズ(NARS)の新作クッションファンデーション。スキンケア成分の配合率も73%と高く、まるで美容液のようなスキンケア効果も発揮。カバー力とナチュラルな仕上がりを両立させ、みずみずしい潤いと輝き、ハリに満ちた肌に整えていく。
艶めき度:★★★★★
カバー力:★★★★★
保湿力:★★★★☆
耐久性:★★★★☆
エディターのおすすめポイント:「光の反射を操るという触れ込みどおり、ほんのり艶めく透明感のある仕上がりで、気になるアラを見事にカモフラージュ。潤い力も高く、心地よい状態が終日続く頼もしさ」
ディオール 光が巡るようなグロウな肌を演出
ディオール(DIOR)は、フローレスな艶肌に仕上げるファンデーションとして、クッションタイプをバージョンアップ。ブランド初のメッシュフィルター構造を採用し、高いフィット力で均一の薄膜ヴェールを形成。色ムラやシミを補正し、内側から光と潤いが溢れる艶やかな肌を演出する。保水力の高いヒアルロ酸も配合され、肌を継続的に潤いで満たすスキンケア効果も絶大。
艶めき度:★★★★★
カバー力:★★★★☆
保湿力:★★★★★
耐久性:★★★★☆
エディターのおすすめポイント:「ひと塗りでアラを隠すと同時にくすみ感も解消。素肌感を生かした、明るく艶やかな仕上がりに拍手。スキンケア力も高く、肌にふっくら感をもたらす」
ブリリアージュ 素肌感を重視したなめらか仕上げ
2022年の初登場以来、毎年アップデートを続けているブリリアージュ(BRILLIAGE)のクッションファンデーションが今年も進化。軽やかなテクスチャーはそのままに、内側から光を放っているような健康的な艶とともに、シミや毛穴など気になるアラを自然にカバーする機能を追求。密着力も高く、すべやか厚塗り感のない仕上がりを実現する。肌に優しいノンケミカル処方。
艶めき度:★★★★☆
カバー力:★★★★☆
保湿力:★★★☆☆
耐久性:★★★★☆
エディターのおすすめポイント:「みずみずしい質感ながら仕上がりはさらっと軽やか。自然な艶を纏わせ、シミや凹凸もつるんと整える。ひと塗りで素肌感を格上げする素晴らしさ」
ヘラ 美しい艶めきが肌にしなやかに密着
光を味方につけ、どの角度から見ても美しく艶めく立体感のある肌を叶えるヘラ(HERA)の新作クッションファンデーション。スポンジとメッシュのダブルフィルター構造を採用した新感覚で、薄く均一に肌に塗布できるのが特徴。重ねてもヨレにくく、繊細なグロウ肌が終日持続する。保湿成分配合で、キメが潤いで満たされたかのようなしっとりとしたつけ心地も魅力。全5色展開で、うち1色は艶を底上げするハイライターとして活躍。
艶めき度:★★★★☆
カバー力:★★★★☆
保湿力:★★★★☆
耐久性:★★★★☆
エディターのおすすめポイント:「溶け込むようになじみ、何も塗っていないかのようなエアリーなつけ心地が極上。透き通るようなグロウ感で、肌ノイズ知らずの肌に」
ディエム クルール 色を重ねてクリアに艶めく肌を描き出す
ポーラ(POLA)が展開しているメイクブランド、ディエム クルール(DIEM COULEUR)」から登場した初のクッションタイプ。4色が点在する点描画の効果と、肌に溶け込むような薄膜に仕上げる設計を採用。保湿効果の高い美容成分が配合され、素肌を生かしながら色ムラを自然にカバーし、透明感と艶のある仕上がりを実現。みずみずしく一体感のある薄膜が長時間持続する。
艶めき度:★★★☆☆
カバー力:★★★★☆
保湿力:★★★★☆
耐久性:★★★☆☆
エディターのおすすめポイント:「化粧下地なしで使え、マルチカラーを混ぜても濁ることなく、肌になじんで透明感がアップ。色を選んでチークやハイライトなどマルチに使えて重宝する」
Editor: Manami Ren
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