「セバスチャン・ブイエ」は、フランス・リヨンに10店舗以上のお店を構えるパティシエ兼ショコラティエのセバスチャン・ブイエ氏のパティスリー。日本でも伊勢丹新宿店や西武池袋本店などに店舗が入り、2023年には東京・学芸大学駅に焼き菓子専門店「グテ」がオープンするなど話題もあり知っている方も多いはず。セバスチャン・ブイエ氏は「柔軟であり斬新」という想いのもと、トラディショナルをベースにモダンかつ遊びこころあふれるスイーツを生み出しています。
マカロンをパリッと薄いショコラでコーティングした“マカリヨン”は、フランス・リヨン本店でも通年販売している一品。マカロン+リヨン=マカリヨンというネーミングもユニーク!
6種類あるフレーバーはどれもしっかり個性が際立っていましたが、特に好みだったのは、キャラメルブールサレとショコラ、テミュール。キャラメルブールサレは塩を効かせたキャラメルクリームとビターチョコのバランスが良く、ショコラは食べた後のチョコレートの余韻が美味でした。そしてテミュール。ミュールティー(ブラックベリーのフレーバーティー)とカシスのガナッシュがショコラマカロンでサンドしてあるのですが、香りと酸味がショコラと美しいマリアージュを奏でておりました。美味しいです。
マカリヨンは3個、6個、12個入りとバリエーションがあり、店舗のほか、オンラインショップでも購入可能。1〜2週間の賞味期限と涼しい時期であれば常温での持ち運びも可能なので、引き菓子や手土産、御礼品など幅広いギフトにセレクトできそう!
今回ご紹介したのは……
セバスチャン・ブイエ https://bouillet.jp/
Text: Emi Matsubayashi