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決心を胸に、TWICEの9人はふたたび歩き始めた。デビューから8年目、彼女たちがもたらした影響は計ることができないほどに大きく、尊い。韓国から世界へと羽ばたいた、“第三世代”のトップ、TWICE。今回、日本人メンバーのMOMO、SANA、MINAがヴォーグ ジャパンで鮮やかなストーリーを奏でる。
「9人全員でまた8年目を迎えることができたことは、本当にうれしい」とMOMOが笑顔で話すと、MINAもSANAも深くうなずく。「自分を含め“全員”が強い覚悟の上で、さまざまなことを考え、こうして8年目の活動に繋がっている。改めて、意欲が湧いてきました」(SANA)
思えば、彼女たちの存在はデビューからたった数カ月で韓国と日本に根付いた。ソウルの街中のBGMは「CHEER UP」(2016)で染められ、当時「これからはTWICEの時代だ!」と強く実感したことを思い出す。そのときだけではなく、彼女たちのパワーは失速することはない。すでに長いキャリアを築いてきた彼女たちだが、アーティストとしての転機となるエピソードはどんな部分だったのだろうか。
「『Feel Special』(2019)は、自分がやりたいことを反映することができた大切な楽曲。振り付けや衣装に関してもみんなでアイデアを出し合いました」とSANA。MINAも「私も同じです。今まで以上にパフォーマンスに自分の意思を込めることができたので、重要な楽曲だったと今も思います」と続ける。大ヒット曲「LIKEY」(2017)ではMOMOは初めて自身の振り付けが採用された。
「ひとりでダンスブレイクパートのコレオグラフィを考えることになり、楽曲イメージを膨らませ、J.Y. Parkさんにプレゼンをして採用になったことは、自分にとって大きな出来事でした」と語る。「すべてのパートをやってみたいですか?」と聞くと、「機会があれば……ですかね。でも、自分じゃない人が考えた振り付けは、自分では思いつかないものばかりなので、いつも勉強になります!」と謙遜する。大スターにもかかわらず、3人は等身大の20代の姿で想いを“ピュア”に言葉にしてくれる。
ファンとのSNS上の交流でも話題の3人。「ライブ配信では、自然な姿をみなさんにお見せしたいと思っています。ありのままの感じでいつも会話しているよね?」とMINAが聞くと、2人もうなずく。SANAはこう続ける。「韓国でアルバムが出て、活動期間に入る前に、楽曲の応援の方法をシェアしたりすることもあります。そういったことで、ファンのみんなとの距離感ができるだけ親密になったらいいなと思いますね」
一体感。彼女たちのファン、「ONCE」が最も心を鼓舞されるのは、その瞬間なのではないだろうか。自ずと、チームワーク、結束力も問われる。「私はメンバーにとっても恵まれています。みんな配慮があって、お互いに気遣いができる。でも、一緒にいて心地いい。そういった仲の良さやチーム力はけっこうすぐわかっちゃうんですよ。ステージのパフォーマンスで必ず出る。そういった意味で、私たちはとてもいいチームだと思います」
MINAが堂々と自身についての強みを語る眼差しは、とても眩しい。それに同意するSANAとMOMOの柔らかな表情を見ると、いかに彼女たちの絆が強固なものかがわかる。自らのことをこうして胸を張って語れるグループは、なかなかいない。「私たちの仲の良さや自然な部分をお見せしながらも、ステージではしっかりとパフォーマンスを披露する。その“切り替え”のようなもの……ギャップが私たちの個性だと思っています」(MOMO)
年々と太くなってゆく絆。その間、数多くの後輩たちがデビューしてきた。先輩としての立ち振る舞いも気になるところである。SANAはこう語る。「実感が湧かなかったけど、活躍している後輩たちを応援していると、家族が増えたような……なんかホカホカした気持ちになります」。なかなか後輩と会う機会がないそうだが、MOMOは「いろいろ質問をされたり、頼られたりすると、やっぱりうれしい」という。
先輩として、先駆者として、世界へと突き進むTWICE。新しい挑戦と再構築は繰り返される。世界進出した際は、やはり緊迫感はあったはずだ。「コロナの影響で海外活動が中断した時期もあったのですが、その中でアメリカでも私たちを応援してくださる方々が増えてきて。新しいファンのみなさんの期待に応えるため、どのように成長していくべきかをスタッフともメンバーとも、何度も何度も話し合ってきました。不安ももちろんありましたが、今まで積み上げてきたことを信じることで、心を強く保つことができました」(MOMO)。
プレッシャーはあるか、という質問はよく受けるけど、今はない、と答えるのはSANAだ。「最初の頃は、前作よりももっと……という気持ちがありましたが、アルバムをリリースしていくごとに、今私たちができる音楽を、私たちがやりたいようにやるのが、いちばんTWICEらしいと思える。そうだよね?」とSANAがMOMOの顔を見ると、MOMOは「うん。2人の気持ちと同じ過ぎて(笑)。完全に同意です」と笑う。
〝私たち〞と同じ目線に立ちながらも、絶対的な勇気を与えてくれる、等身大のスーパースター。3人だけでのカバーシューティングは、TWICEにとっても新しい試みだ。「練習生時代からずっと一緒にいた3人だし、こうして新しいことができるのは、やっぱりうれしい」とMINAは過去を反芻しながら語る。MOMOは「今回の撮影はもちろん、9人での活動にもっと期待してほしい」と明るく答え、SANAも続けて「今後はそれぞれの個性をより濃く出してアプローチできると思う。TWICEとして、今までお見せしなかった新しい面をONCEのみなさんにたくさんお届けしたいです」と、その決意を表明してくれた。
今回、3人で表紙を飾り、ファッションストーリーを彩るのは初めてのこと。この日を皮切りに、3人のクリエイションが無限大の可能性を秘めて、広がっていくのだ。9人で培ってきた結束力、人を信じる力を源に、MOMO, SANA, MINA 3人の“ルネサンス”が、今、始まる。
Profile
MOMO SANA MINA from TWICE/2015年に韓国でデビューした9人組のグローバルガールズグループ、TWICEの日本人メンバー、MOMO、SANA、MINA。1月20日よりオンエアーのドラマ「リエゾン-こどものこころ診療所-」(テレビ朝日系)の挿入歌「Bouquet」を担当することが決定。1月25日より配信開始!今後の活動に注目が集まる。 「Bouquet」デジタル配信:https://momosanamina.lnk.to/Bouquet
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Talents: Momo Sana Mina from Twice Photos: Yeongjun Kim Stylist: Minhye Choi Sittings Editor: Kihoh Sohn Hair: Lim Jinhee at Lulu Hair Makeup Makeup: Zia at Lulu Hair Makeup and Won Jungyo at Bit&Boot Styling Assistants: Oh Soyul and Yun Boram at Whitechapel Coordination: Like Studio
