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クリスチャン ルブタン / CHRISTIAN LOUBOUTIN

■概要 1991年、クリスチャン・ルブタンが創業した自身の名を冠した靴のブランド。トレードマークは「レッドソール」と呼ばれる真紅の靴底で、アメリカではこのデザインを商標登録している。クリスチャンルブタンのトレードマークであるレッドソールの靴は直営店と限られたショップでしか販売がない。このレッドソールはクリスチャン ルブタン自身がデザイン、装飾を担当したもので、靴への情熱をそのまま反映したものとコメントしている。誕生のきっかけは、ルブタンがショーで靴‎に物足りなさを感じていた際、部下が足の爪に赤いマニキュアをしており、靴底を赤く塗るアイデアが浮かんだことからである。ロンドン、パリ、モスクワ、アメリカのNY、LAに直営店を置いている。エレガントでセクシーなデザインは数多くの女優を魅了し、ニコール・キッドマンサラ・ジェシカ・パーカーなど大物セレブ達を顧客に持つ。 ■歴史 ルブタンは1964年パリ生まれのデザイナー。幼い頃からナイトショーのダンサーのファッションや靴に興味を持ち、デッサンを始めた。その後、シャルル・ジョルダン、シャネルイヴ・サンローランなどで靴の製作に関わる。1991年に自身のブティックをオープンさせ、自身の名を冠したブランド「クリスチャン ルブタン」が誕生した。斬新かつフェミニンなスタイルで、クリスチャンルブタンの靴はたちまち話題となり、ファッション業界で注目を集めた。1992年にパリ、1994年にはニューヨークに路面店をオープン。デザインのインスピレーションの源のひとつに、中東文化を挙げており、ウズベキスタンからヨルダンまでを旅した自身の体験が大きく影響したとしている。2002年、イヴ・サンローランとコラボレーションしたシューズコレクションを発表。イヴ・サンローランが他のデザイナーとコラボレーションしたのは最初で最後の出来事であった。その後も事業を順調に拡大させ、多くのファッションブランドともコラボレーションを果たし、ランバンアレキサンダー・マックイーンダイアン フォン ファステンバーグヴィクター&ロルフジャンポール・ゴルチエなど多くの有名ブランドのコレクションに関わった。現在はハンドバッグのラインも立ち上げ、世界各国のセレクトショップなどで販売。2010年、日本初となる路面店を銀座にオープン。2012年には化粧品部門「クリスチャン・ルブタン・ボーテ」が発足された。2013年には映画『ファイアbyルブタン』が公開。パリ3大ナイトショーの最高峰「クレイジー・ホース」を舞台にルブタンが演出したショーが映画化された作品で、デヴィッド・リンチが作曲を手がけ話題となった。 ■日本での展開 銀座店および青山店、バーニーズ ニューヨークリステア、WR、トゥモローランドドゥロワーといったセレクトショップで取り扱いがある。コスメラインは、2016年6月に日本での展開をスタート。クリスチャンルブタンのシンボルであるレッドソールは、赤いマニキュアを塗ったことから始まったと言うこともあり、ネイルカラーとリップカラーが登場。リップカラーのデザインは中東の古代遺品やアール・デコの装飾からインスピレーションを得ており、重厚感のある漆黒ボディからレッドソールを連想させる濃厚な赤が覗く。2016年8月31日、新宿伊勢丹に展開する。 ■商品ラインナップ 主のレッドソールのパンプスをはじめとする靴、現在はスニーカーやブーティ、サンダルなど多くの種類を充実させており、メンズラインも取り扱っている。2017年6月には、イタリアのフィレンツェにて開催された、第92回ピッティ・イマージネ・ウォモで、Bike Polo(バイクポロ)イベントに参加し、新作のスニーカーAurelienを着用しての参加となった。2017年秋冬コレクションでは、クリスチャン・ルブタンのシグネチャーでもあるスパイクが並んだブラックレザーのサンダルや、スタッズ並ぶウェッジソールのサンダルなど、大胆でエキサイティングなコレクションになっている。小物も充実しており、財布ではスタッズウォレット、Panettoneが有名だ。ユニセックスなデザインになっている。鞄の種類も豊富で、最新のものはTaller Maya(マヤ工房)と、コラボレーションしたトートバック、MEXICABAを販売。マヤ工房とはユカタン半島に伝わる伝統の職人技術を保護する団体であり、クリスチャン・ルブタン本人も、このコラボレーションで新しい可能性が見えたと発言している。MEXICABAの特徴は複雑な柄の手織りのコットン生地、ヴィヴィットなマヤ風の刺繍である。レザーグッズでは鞄をミニサイズにした、バッグチャームやカードケースなど。その他にもコスメラインも立ち上げており、ルージュルブタンと名付けられたリップカラーの外観は、黒の重厚感のあるボディに、ゴールドとシルバーの王冠型キャップ、クリスチャン・ルブタンのブランドそのものを表現している。香水はコスメラインと同様、ボトルのデザインも中の液体が生きているかのように設計されているこだわりだ。 ■デザイナー デザイナーでもあり、ブランド名でもある彼クリスチャン・ルブタンは1964年1月7日、パリの労働者階級の地区で生まれた。三人の姉妹に囲まれて育ったのもあり、子供の頃からファッションに興味を持っていた。特に靴のデザインに強く興味をもっており、1979年彼が15歳の時、美術館の前を通った際観光客の女性に木製の床を靴で傷つけないように注意する看板が目に入る。この時から彼は、バックルで締め付け底がついたタイプの靴をデザインすることに夢中になる。10代の頃はこのデザインを描くことに長時間を費やした。この靴のデザインこそ、現在の彼のブランドのメインとなる。1980年に当時クリスチャン・ディオールの靴の制作をしていたシャルル・ジョルダンのもとへ移行する。その後は、エルメス、シャネル、イヴ・サンローランなどのメゾンにて、数々のインターシップの経験をする。この経験をもとに彼は、1992年彼が28歳の時に自身の名前でもある現在のクリスチャン・ルブタン1号店となる、パリの路面店をオープンさせる運びとなる。1994年には、ニューヨークに初の路面店がオープン。彼の作り上げた靴は瞬く間に世界に広まり、ファッション業界の注目となる。現在ではロサンゼルス、モスクワ、ロンドンと直営ブティックがあるだけでなく日本の百貨店にも入っている。ブランドの看板でもあるレッド・ソール(赤い靴底)は、彼が工場内で出来上がった靴を見てなにか物足りなさを感じ、彼のアシスタントが真っ赤なマニキュアを塗っていたことからインスピレーションを感じ、靴のソールを塗ってみたことが始まりである。 ■日本での活動 2009年に、日本法人クリスチャン・ルブタン・ジャパンが設立。2010年2月、クリスチャン・ルブタン日本初となる松屋銀座店に直営店をオープンさせ、メンズシューズの初展開となった。オープンを記念して、松屋銀座の外壁がルブタンカラーの赤にライトアップされ、ガラスシューズとの限定セット「Le Rituel」がこの日に限り時間限定で発売されるなど豪華なオープン記念となった。それを皮切りに同年10月には国内初となる路面店、銀座店が。現在はショップインショップを含め、日本全国18店舗を展開させている。中でも、2016年に初のメンズ路面店、クリスチャン・ルブタン メンズ銀座店が登場した。国内で14店舗目となった銀座店は、メンズオンリーの取り扱いとなり、当時の最新コレクションが。国内でも最大のメンズコレクションの取り扱いとなる。1、2階それぞれにテーマがありどちらも日本をイメージした作りとなっている。店舗のデザインにも力がいれられており、クリスチャン・ルブタン本人が集めたものでもある古いマスクも飾られている。同年6月にはクリスチャン・ルブタンのコスメラインである「クリスチャン・ルブタン・ボーテ」を日本初出店。6月1日に阪急うめだ本店1階ポップアップストアとして「フォロー・ザ・レッドライン」、8日には同店2階にある化粧品売り場に1号店のオープンとなった。15日には東京 松屋銀座の化粧品売り場にカウンターがオープンした。2017年にオープンさせた、岩田屋福岡店では2017年春夏コレクションのシーズナルカラーとなるイエローの限定シューズを発売。これで単独ショップとしては15店舗目のオープンとなる。 ★クリスチャン ルブタン 注目記事: ・クリスチャン ルブタンのコスメが今夏ついに日本に上陸。クリスチャン ルブタンがクロームフィニッシュの限定ネイルカラー...クリスチャン ルブタンから、2016年秋冬「WOMAN ON TOP」...VOGUE JAPAN 24時間エクスクルーシブ!クリスチャン ルブタン...クリスチャン ルブタン初のフレグランスがデビュー。 ★クリスチャン ルブタン 注目動画: ・ディータ・ヴォン・ティース、バーレスクショーの衣装とクリスチャン... ★クリスチャン ルブタン 関連キーワード: シャネル / ニコール・キッドマン / サラ・ジェシカ・パーカー ★クリスチャン ルブタンに関連するサイト: ・VOGUE (UK)VOGUE GIRLGQ JAPAN ★SNS: ・FacebooKInstagram ★公式: ・クリスチャン ルブタン公式サイト ★クリスチャン ルブタン新宿伊勢丹本店: 住所:東京都新宿区新宿3-14-1 伊勢丹新宿本館4F ウエストパーク/ラグジュアリーステージ Tel:03-6457-8725