CHANGE / SUSTAINABILITY

大掃除シーズン前にチェックしたい、不用品回収プログラムあれこれ。【VOGUEエディターの #ChangeChallenge 】

エディターたちのサステナブルな取り組みを紹介する「VOGUEエディターの #ChangeChallenge」連載。今回はさまざな企業が展開する不用品回収プログラムについて。服やブラジャー、コンタクトや化粧品の空き容器、個人情報満載の書類からパソコンまで、ひと手間かけてぜひリサイクルへ!

Photo: Getty Images

11月に入り、ちらりと頭をよぎり始めるのが年末の大掃除。今年は家で過ごす時間も長かったので、早めに動き出そうと思っています。

さて、物置きや書類ボックスなど、ちょっと気合いを入れて部屋の掃除をすると出てくるのが不用品です。まとめてゴミの日にポイっと捨ててしまうのは楽ですが、どうせならできる限りリサイクルに回したい!

ということで、最近は企業各社が展開する不用品の回収プログラムを積極的に活用するようにしています。

例えば衣類については、ユニクロ(UNIQLO)無印良品が家で不要になった自社製品を回収しているほか、H&Mが自社ブランド以外の衣類も引き取ってくれることも有名。

まだ着られる服を誰かに譲ったり売ったりすることはもちろん、着古した服は素材として再利用してもらうのもオプションのひとつです。

処分に困るブラは、年に1度リサイクルへ。

また、何かと処分に困るのがブラジャー。長く使ううちに着心地が悪くなったり、体に合わなくなってしまったりと、ほかのアイテムに比べて寿命も短かいものです。

そんなときに重宝しているのが、毎年ワコールが冬に実施しているブラの回収プログラム。洗濯済みのブラを袋に入れて封をし、近くのブラリサイクル実施店舗に持ち込むだけで、未開封のまま生活雑貨などの素材へとリサイクルしてくれます(「ブランド問わず」なのも嬉しい)。今年は2020年10月1日から2021年3月31日まで回収を受け付けています。

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洗面台周りやデスク周りのお片付けにも。

ほかにも、毎日使う化粧品やコンタクトレンズの空き容器などは専用の置き場をつくっておくと便利です(溜めすぎ注意!)。

化粧品の空き容器はキールズなどのブランドが実施している自社製品の回収プログラム、コンタクトレンズの空き容器を回収する「アイシティecoプロジェクト」などに出せばリサイクルしてくれます。

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デスク周りのお片付けのときも、リサイクルできるものは意外と多いものです。

個人情報が書かれて捨てづらい大量の書類は機密文書用の融解&リサイクルサービスへ、パソコンやタブレット、その他周辺機器の金属を再利用してくれる国認定の宅配回収サービスなどに出せば、個人情報も保護できて一石二鳥です。

不要になったモノも、ひと手間かけて次の命へと繋いであげれば、心も部屋もスッキリ来年を迎えられる気がします。

#ChangeChallenge

Text: Asuka Kawanabe