フランシス・フォード・コッポラ / Francis Ford Coppola
1939年4月7日、アメリカ・ミシガン州デトロイト出身の映画監督、プロデューサー、脚本家、実業家「フランシス・フォード・コッポラ(Francis Ford Coppola)」。フランシス・フォード・コッポラは、娘は同じく映画監督のソフィア・コッポラ、息子は映画監督のロマン・コッポラで、甥は俳優のニコラス・ケイジという芸能一家を束ねる存在。祖父の代にイタリアからアメリカに移住しており、自身はニューヨーク郊外で育つ。フランシス・フォード・コッポラは、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)に在学中からピンク映画や恐怖映画の演出を手がけるようになり、後に低予算で映画を制作することから本格的にキャリアをスタートした。1969年には映画制作会社アメリカン・ゾエトロープ社を設立、1972年公開の映画『ゴッドファーザー』の世界的ヒットにより、複数の映画賞を獲得し、称賛を浴びた。さらに1979年に公開された映画『地獄の黙示録』はカンヌ国際映画祭グランプリに輝き、名実共に名監督として知られることとなる。また、映画に携わる仕事とは別に、カリフォルニア州ナパバレーでワイナリーを経営。そこで製造するワインが世界的に評価されるなど、ワインビジネスでも成功している。