ラコステ / LACOSTE
■概要 1933年に元プロテニス選手のルネ・ラコステによって設立されたフランスのスポーツテイストのファッションブランド。結核を患って25歳でテニス選手を引退した4年後、テニスシャツのデザインを始める。「LIFE IS A BEAUTIFUL SPORT(人生とは美しいスポーツ)」をテーマにフレンチシックなアイテムを展開している。トレードマークのクロコダイルは1920年代後半ラコステが多数のグランドスラムチャンピオンのタイトルを獲得した際に、ワニの刺繍の入ったブレザーをコートで着用していたことに由来する。ラコステは当時のテニスウェアが白のシャツにパンツと言う格好で、運動に適したものでなかったことから、半袖で襟がリブニットボーダーの軽く伸縮性に優れたニットシャツを開発。これがきっかけとなり「ラコステ」創業となる。彼の手がけたテニスシャツは、テニスコートでもオフの時間でもリラックスでき、かつエレガントでいられるアイテムとして現在も世界中で愛される看板商品であるポロシャツの原点となる。 テニスウェアの発表後、ゴルフやセーリングなど様々なスポーツを対象にしたポロシャツを次々と発表。ラコステは、高い評価を集め世界のトップブランドになった。 ■歴史 1920年代まで男性がテニスコートで着用していたのは、白のシャツとロングパンツ。シャツは張りのある生地で長袖、前立は下までボタンが付いて動きにくい装いで試合が行われていた。1926年、ロンドンでポロプレーヤーの姿に感心したルネ・ラコステは、体を楽に動かすことができる短袖のシャツに着目し、半袖シャツを作りたいと考えた。1932年、フランスの大手繊維企業を経営するアンドレ・ジリエに出会い、その1年後には高湿度で炎天下の試合であっても動きやすく、最大のポイントである通気性に優れた生地、ピケを使い、鹿の子編みの半袖シャツワニのロゴをあしらった「L.12.12」を開発。「L.12.12」は80年以上経った現在まで、変わらないスタイルを誇る定番のポロシャツとなった。こうして1933年に「ラコステ」というブランドは誕生。品質、心地よさ丈夫さをブランドのポリシーとして追求した。ポロシャツから始まって、今では靴やバッグ、アクセサリーも扱い「フル・ライフスタイル・ラインナップ」でアパレル商品を提供。1933年、元プロテニス選手のルネ・ラコステによって設立。1933年、ワニのロゴのポロシャツ「L.12.12」の発売を開始。初のポロシャツ広告を実施。1996年10月12日ルネ・ラコステが死去。2011年春夏シーズンより、若者向けラインとなる「LACOSTE L!VE(ラコステ ライブ)」スタートさせる。2012年にアジア初となるフラッグシップショップ「ラコステ渋谷店」がオープン。 2015年には創業者の名前を入れた「RENÉ DID IT FIRST」をテーマにしたコレクションを発表。ラコステの起源であるテニスにインスパイアされたレトロなスポーティスタイルが好評を博した。 ■デザイナー <ルネ・ラコステ> 1904年7月2日生まれ。(1996年10月12日に死去)フルネームは「ジャン・ルネ・ラコステ」。フランス パリ出身の男子テニス選手で、テニス選手を引退した後、スポーツウェアのブランドを設立する。当時のルネ・ラコステは、ピッチング用ボールマシンの開発や、ラケット、ガットの改良などを行いながら多くのアイデアを形にしてきた。設立当初は、テニスウェアを基にしたポロシャツの販売を中心にブランドを拡大させていき、1950年代以降には、本格的にファッション業界に進出をする。 <クリストフ ルメール> 2002年アーティスティック・ディレクターに就任をすると、それに伴って2000~2006年の間、自らのブランドである「クリストフ ルメール」は休止した。伝統を守りつつ、クリストフ ルメールのカットや、色彩、斬新さを活かしながら、ラコステを再生させた。新たなライン、「Club」 や「Life!」の為のレディースコレクションを展開させると、ラコステが本来持っているアイデンティティーや、アイコニックなイメージを復活させた。ブランド再生を図った実績を高く評価されていたが、「エルメス」のアーティスティック・ディレクターに抜擢されたことを機に退任。 <フェリペ・オリヴェイラ・バティスタ> 2011年クリエイティブ・ディレクターデザイナー就任。キングストン大学卒業。イタリアのブランド、マックスマーラ、フランスのブランド「クリストフ・ルメール」イタリアを代表するブランド「チェルッティ」で経験を積み2002年デビュー。新人デザイナーの登竜門である「イエールフェスティバル賞」と2003年と2005年には「アンダム賞」を受賞した。2005年にパリ・オートクチュールコレクションデビュー。2006年には「ユニクロ」とコラボレーションし「デザイナーズ・インビテーション・プロジェクト」に参加。2009年よりパリ・ファッションウィークにて自身の名前を冠したウィメンズブランド「Felipe Oliveira Baptista」を発表している。 ■日本での活動 日本では、「クロコダイル」(Crocodile)という商標権はラコステ社とは別の会社が保有しており、ラコステは日本語公式サイトでは「ワニ」という表記のみを用いている。 1987年から、西武百貨店や大沢商会による国内販売を経た後、1987年株式会社ファブリカを設立。 日本ではテニスシーンを始め、根強い人気を誇っていたが、1990年頃に惜しまれながらもフランス生産品の日本への輸入を終結。しかし、2013年にフランス生産品の日本への輸入が再開された。 2012年5月、アジア初の旗艦店を渋谷・明治通りにオープン。 2015年に株式会社ラコステ ジャパンに社名を変更した。現在は日本国内で120億円を超えるビジネスを展開。今年5月には、会員向けに「生涯保証ポロ」プログラムをスタートするなど、日本オリジナルの取り組みも行っている。また、日本でエーグル事業も展開。 ■ワニマークのエピソード ルネの所属したフランステニスチームが、フィラデルフィアでのデビスカップの予選の決勝に進出したときのこと。練習の合間に散歩をしていたルネは、用品店に並んだワニ革のスーツケースに目を奪われたという。このスーツケースに一目惚れしたルネは当時のチームのキャプテンのピエール・ジルーに「もし僕が試合に勝ったら、このスーツケースを僕に贈ってくれないか」と冗談半分で掛け合ったという。これに対し、対戦相手に勝利することを条件に提示したピエール・ジルー。ラコステは思いきって試合に望んだが、結局、敗れてしまった。このワニ皮のスーツケースのエピソードを知っていたアメリカ・ボストンのジャーナリストが試合後に、「若いラコステはワニ革のスーツケースを手に入れることは出来なかったが、その戦いはワニのようだった」と紹介。ルネ・ラコステが試合で見せる「くらいついて放さない」ねばり強いプレイスタイル、並外れたれた集中力、不屈の闘志と忍耐力で、どんなプレイにも動じない落ち着きからルネ・ラコステはアメリカでは「アリゲーター」、フランスでは「クロコダイル」と異名をとったことに始まる。1926年ニックネームの「ワニ」を気に入っていたラコステは、友人のロベール・ジョルジュに、ワニのデザインを依頼。1927年春のデビスカップで、初めて46色の糸を使いワニのマークを刺繍した、白いブレザーで登場。その後、ルネ・ラコステは全仏オープンで3回、全英オープン2回、全米オープン2回の優勝を果たす。ワニの刺繍ひとつあたり、18メートルものコットン糸を使用し2600針で作られ、完成させるのに5分かかる。ファッション業界で初めて、服の外側に堂々とロゴをあしらった。ルネ・ラコステの後を引き継ぎ、40年以上代表を務めたベルナール・ラコステは「ラコステの本当のオリジナリティは、初めてロゴを服の表に出したことだ」と生前に語っていた。香港で誕生した「クロコダイル」というブランドは、ラコステのマークのワニの向きを逆にしただけの全く関係のないブランドだったという。ラコステ側は商標権の侵害だとしてクロコダイルを訴えた。法廷での争いは長期間にわたったが、ラコステが何度も訴え続けた結果、2003年10月にようやく、クロコダイルが従来のロゴの使用を取りやめ、ワニの色に緑色を使わず、ワニの鱗を細かくリアルに描かれたものに変更することで両者は和解に至った。 ★ラコステ 注目コレクション: - VOGUE JAPAN ・ラコステ 2018春夏プレタポルテコレクション | パリ ・ラコステ 2017春夏プレタポルテコレクション | パリ ・ラコステ 2016-17秋冬プレタポルテコレクション | ニューヨーク ・ラコステ 2016春夏プレタポルテコレクション | ニューヨーク - VOGUE UK ・Lacoste AUTUMN/WINTER 2017 READY-TO-WEAR ・Lacoste SPRING/SUMMER 2017 READY-TO-WEAR ★ラコステ 注目記事: ・ラコステ、くつろぎ感に満たされたフレッシュなバケーションスタイル ・PEANUTS×LACOSTE、待望のコラボコレクションが発売! ・ラコステ×メゾン ルサージュのポロシャツのクチュールラインが限定発売! ・プレミアムな限定テニスラケット&カスタムポロシャツが登場... ・「ラコステ」、アジア初の旗艦店を渋谷にオープン! ★ラコステ コレクション一覧TOPページ: ★ラコステに関連するサイト: ・VOGUE (US) ・VOGUE (UK) ・VOGUE GIRL ・GQ JAPAN ★ラコステに関連するSNS: ・Facebook ・Instagram ・Twitter ★ラコステ公式サイト: http://www.lacoste.jp/ ★ラコステ PHOTOS: